楽器の練習において、絶対に忘れてはいけないこと

楽器の練習とは、他の芸術やスポーツと違って、本番と著しく違うという性質があります。

というのは、楽器の練習(エクササイズや、楽曲の練習)は必ず一人で行うからです。

そこには合わせるアンサンブルもなく、練習内容はときに楽曲ですらなく、当然聞かせるべき観客もいません。

 

例えば、スポーツなら、必ずチームメイトと一緒に練習しますし、できるだけ実践に近いことを行うはずです。

また、ダンスや演劇なども、完全に一人で行う稽古というのは少ないでしょう。

しかし、楽器の練習は、本番やアンサンブルと比べても、完全に一人で行う時間がかなり長くなってしまいます。

このとき、自分が今特殊な状況で特殊なことをしているという自覚があれば問題ありまません。

また、今は一人だけれど、アンサンブルになったらこうなるだろう、観客がいればこうなるだろうという予測ができればOKです。

しかし、経験不足だと、一人で練習していることがそのまま音楽になるという錯覚をおこしてしまいます。

そういった人の演奏は、当然練習のように見えてしまいます。

上手いけどなんか面白くない、熱くなれない、伝わってこないという演奏は、恐らく長時間の個人練習のたまものでしょう。

 

確かに、練習をたくさんすれば上手くなります。

上手くなればいろんなことができるようになります。

一方で、どこか気持ちが引き籠もったまま人前で(練習のときのように)弾いてしまう癖がつきやすくなります。

現役ギター講師が教えるギターが上達する人しない人

現役ギター講師が教えるギターが上達する人しない人

 

そこで、練習内容ごとに気持ちを切り替えてみましょう。

例えば、運指やピッキングのためのエクササイズを行うときは自分のことだけに集中してやる。

楽曲を練習するときは誰かが観ているつもりで、途中で止めず、本番のように弾く。

いつも動画を撮って、自分がどう見えているかを客観的に確認する。

そういったことに気を付けるだけで、練習はより本番に近いものになっていくはずです。

やり方はどうあれ、人に聞かせるものだということを忘れなければ、恐らく練習は有意義なものになっていくでしょう。

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