SMAP騒動で改めて思う、アーティストと組織の関係

以前からブログや教本などで、アーティスト(講師も含む)を目指すなら組織に属さず仕事できるようにするべきだと説いてきましたが、今回のSMAP騒動で改めてそう思います。

確かに、大手事務所などに属することができると仕事は増えるだろうし、その中で様々なコネクションが生まれてき、新たな仕事につながるという側面もあります。

一方で、地雷を踏んだら一発アウト、という危険性も常につきまとってきます。

特に、今回のSMAPのように、業界最大手といってもいい事務所であれば、地雷を踏んだらもう二度と業界では仕事できない、というところまで追い込まれてしまいます。

解散は免れたようですが、彼らが今後相当な困難に立ち向かわなければならないということは誰でもわかりますよね。

また、事務所や教室などと円満な関係であったとしても、経営が悪化したり、倒産してしまえば、サラリーマン同様突然のリストラや失職となり、また一からのスタートになってしまいます。

現在の音楽業界の衰退ぶりからして、これは十分予測できることでしょう。

日本人は「安定」という幻想を持っていますから、一度大手に所属してしまうと、もう自分は大丈夫だと安心し、いざというときのために備えるということをあまりしません。

そして、いきなり頼るものがなくなったとき、路頭に迷ってしまうのです。

それまでのコネクションが、「自分」に対してのものなのか、「事務所」に対してのものなのかは、フリーになったそのときでないと分かりません。

そしてそれが後者だったとき……。

退職や、リストラされ、一人になった途端誰も相手してくれなくなった、ということはよくある話です。

音楽家の人生は長いです。

そして、長い目で見たとき、やはり大手に頼るよりも、自分の名前でコツコツと仕事を増やしていくことが大事なのではないかと僕は思います。

そうやっていけば、大手に依存することもないし、組織から干されるということも少なくなってきます。

極端に言えば、自分さえ健康であればずっと仕事ができる、という状態が続きます。

 

幸い、今はネットさえあれば自分で何でも発信できるので、やり方次第でどうにでもなるはずです。

無名でも戦略的に動いていけばどうにかやっていける、というのは僕自身体験してきたことですしね。

アーティスト志望の方は、大手事務所のオーディションに明け暮れるよりも、自主独立の路を模索するべきでしょう。

とはいえ、今の若い子でも、事務所に入ったら食える、メジャーからCD出したら食えると本気で思っているようで、心配になります……

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