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楽器の上達と無意識反応(仮説)

速弾き研究も佳境にはいってき、新しいテーマとして「道具(楽器)と意識」が見えてきました。

以前にも書きましたが、人は道具を扱う際、無意識的になんらかの反応を起こしてしまいます。

例えば、ペンで文字を書く場合。

軽く握って軽く紙に当てれば文字が書けるにもかかわらず、ペンをぎゅっと握り、紙を必要以上に圧迫する人がいます。

それと同じで、ギターの弦を必要以上に強く押さえ、ピックをぎゅーっと握りしめる人が大勢います。

それらはいずれも無意識的な反応です。

また、これはレッスンで観察していてわかったのですが、そうした無意識反応を見せる方にギターを持たずにある運動をしてもらうと、皆きちんとリラックスしてできます。

しかし、「じゃあその動きをギターでやってみましょう」とギターを持ってやってもらうとたちまちに元の癖が出て、ガチガチの弾き方になってしまいます。

理屈ではこうするとわかっていても、体が無意識にガチガチのフォームをとってしまうらしいです。

 

僕は「ギタリスト身体論」で、楽器の上達=脱力の度合いだと説明していますが、さらに一歩進めると、その脱力とは無意識反応の解除と再構築であるといえそうです。

ギターを持つと無意識にガチガチになってしまう状態を解除し、そして改めて今度は無意識にリラックスして弾けるように設定する。

それを推し進めることが「上達」であると考えられます。

 

では、その無意識反応を解除するためにはどうすればいいか?

とっかかりとしては、「弾かない」という練習があります。

これは、本当に弾かないのではなく、フレーズを弾いている体で左手は弦を触るだけ(押さえない)、右手はピックを弦に当てない、という練習です。

ギターを持って、あえてエアギターのように弾くのです。

そうすると、リラックスした感覚がちょっとずつわかってきます。

とはいえ、ちゃんと弾いてみるとまたすぐにガチガチになってしまいますが。

ただこの練習をすると、自分で自分がガチガチになっていることをわりと早めに発見できます。

自分が無意識的になにをやってしまっているかを自分で発見するためには、とりあえずはこれしかないと思います。

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