ギター演奏での自分の癖の見つけ方、直し方

誰でもピッキングやフィンガリング、また、フォームなどに癖があります。

いい癖もありますが、今回は悪い癖の直し方です。

 

1、なんか弾けない、弾き辛い箇所を限定する

ギターを弾いていて、なんか弾き辛い、弾けそうで弾けないフレーズってありますよね。

僕のレッスン経験からいうと、そこに必ず個人個人の癖があります。

この場合、力みの癖と断言していいでしょう。

あるフレーズのある箇所に来ると必ず○○が△△してしまって、その結果筋肉が緊張し、弾けなくなる、という状態です。

それを矯正する第一歩として、まず弾けない箇所を限定します。

これは、できるだけ細かいところまで、できればこの1音というところまで限定してください。

 

2、癖(力み)を特定する

弾けない箇所が特定できたら、今度は癖の実態を把握しましょう。

ギターであれば右手なのか左手なのか、右手(ピッキング)だとしたら、「この1音でっひっかかる」という箇所で、自分の手がどうなっているのか、というところを徹底的に追求します。

母指球が緊張するのか、前腕のある筋肉が緊張するのか、肩が浮くのか、できるだけ細かくです。

 

3、癖(力み)の原因を探る

癖を特定しただけではまだ不十分です。

今度は癖が出る原因を探りましょう。

 

例えば僕の場合、速弾きのピッキングで、弾いていると人指し指がだんだん伸びていく、という癖があります。

この癖を特定した段階では「あ~、人指し指が伸びていってるなあ……」と分かっただけです。

大事なことは、なぜそうなってしまうのかという原因の究明と、その矯正です。

ただ、癖が出る原因を究明するためには、かなりの時間と根気が要ります(コツなどは一切ありません)。

癖まで把握できたら、後は楽器と身体操作の関係を専門的に研究している人を訪ねてみるといいでしょう。

もちろん、僕に訊いてもらうのもOKです。

 

4、原因を言語化する

最後に、癖が出てしまう原因を言語化します。

言語化することにより問題が明確になり、以後の練習内容が決定されるからです。

例えば、僕は速弾きで人指し指が伸びているのが癖で、その原因は親指を下方(弦の方)に向かって無意識的に伸ばしていることにあります。

つまり、親指の力みにより人指し指が引っ張られているということです。

これをしっかりと言語化し、頭で理解しておきます。

そうすると、次に行うことが自然と見えてきます。

僕の練習は「ピッキングの際、親指を弦の方向に伸ばさずに弾く」ことになります。

仮にこれを「人指し指を伸ばさない」としていると、間違いです。

なぜなら、人指し指は親指につられて伸びているので、肝心の親指の使い方を直さないかぎり、人指し指が伸びるという癖は絶対に直りっこないからです。

このように、癖の原因を言語化することによって、主語が明確になります。

僕の場合、主語は「親指」です。

ちょっとしたことですが、問題を限定し、言語化することで、練習内容は一段と明晰になるのです。

 

まあ、最終的な練習内容もやはり独学よりは専門家に教えてもらった方がいいのですが、以上の行程を踏んでおくと、癖を明確に把握できるようになり、矯正しやすくなっていくと思います。

ギタリスト身体論 ー達人に学ぶ脱力奏法ー

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