最短時間で上達しても失敗から学べないので意味がない

巷には、「最短時間で上達」といった練習メソッドが氾濫しています。

読んだわけではありませんが、そういったメソッドでは、失敗や回り道を回避し、正解だけを合理的に練習することを目指しているのだと思われます。

僕は何度も言っていますが、この方法論は間違いですし、かなり危険です。

 

失敗を知らない、間違いを知らないということは、言い換えればやったら駄目なことを知らないということです。

ということは、将来的にそのやったら駄目なことをやってしまう可能性が残されてしまいます。

早い内にそういった失敗をしておけば、よっぽどアレな人でないかぎりは同じ過ちを繰り返すことはないでしょう。

人はだいたいそうやって成長していくものです。

さらに、失敗を知らないで獲得された技術は精度が荒い可能性もあります。

 

例えばあるひとつの練習をしただけで何らかの技術を獲得できたとします。

その場合、当然そのやり方しか知りません。

もしかしたらそれよりもうちょっといいものがあるかもしれないし、もっといいものがあるかもしれません。

しかし、人は早く上達したがるものですから、早々と獲得できた技術を唯一絶対だと思い込み、それを崩そうとはなかなかしません。

一方、あれもやってこれも試して、失敗しまくった人はどうでしょうか?

自分の練習体験から、あれよりもこれがよかった、これよりもこっちの方が合理的だ、と比較し、最上のものを選択することができます。

しかも、やったら駄目なことをたくさん知っているので、将来同じ過ちを繰り返すこともありません。

 

最短時間で上達すると、最短時間でスランプに陥り潰れてしまう可能性が高いです。

一方、若くて時間のある時期にさんざん迷ったり回り道をしておくと、歳を重ねてから伸びる可能性が高いといえます。

若い人は甘い言葉にまどわされずに、大いに迷い、回り道し、最短ではなく最長時間でひとつのことを習得してほしいものです。

僕もそちらのタイプですし、それが実際仕事につながっています。 

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