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ギター教室 横浜 八幡謙介ギター教室講師のブログ

ギター講師八幡謙介のギター、音楽感をつづるブログ

演奏の上手さと音楽の良さは切り離して考えるべき 上手い=いい、を疑おう

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申し分なく上手い演奏を聴いたにもかかわらず、どうも楽しめなかった、好きになれなかったとき、人は困惑します。

恐らく、音楽に詳しい人ほど、楽器に親しんだ人ほどその困惑は強いはずです。

もしそういった感覚を抱き、困惑したことがあるという方がいたら、あなたは既に技術論の信者となっているといえるでしょう。

上手い演奏を楽しめなかったことに困惑するということは、「上手い」=「いい」が前提となっているからです。

もしあなたの中で「上手い」と「いい」が別の概念としてきっちり分けられているのなら、『上手かった、でもよくなかった』の一言で済まされる話です。

 

『演奏は上手かった……なのに感動しなかった。これはどういうことだろう?』と悶々とするということは、既に「上手い演奏」=「いい音楽(のはず)」というロジックに飲み込まれている証拠です。

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また、もう一つ言えることは、そういった方は音楽そのものを感性で楽しむ前に、演奏技術を吟味してしまっている可能性があります。

もし感性のまま聴いているのなら、「上手い」よりも先に「なんかいまいちだなー」と感じるはずです。

そうではなく、「上手いなー」が先にきて、その次に「なんかいまいち」が来る場合は、ざっくり言うと、ピュアに音楽と接することができていないのです。

本当は、上手さを認識する前に、体が無条件に音楽の善し悪しを判断しているはずです。

音楽がいいかどうかって、最初の一音で、理屈抜きで感じられますからね。

 

「上手い」演奏は、たしかに「凄い」です。

誰でも上手く弾けるわけではないので。

でも、それが「いい」かどうかはまた別です。

「上手い」と「いい」は完全に切り離された概念として認識しておくと、より純粋に音楽を楽しめるのではないかと思います。

もちろん、上手くてさらにいい演奏をするアーティストもいます。

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