遅ればせながら、噂のYAMAHA THR10xを購入、使ってみました。
まずびっくりしたのは、音です。
デジタル臭さ、モデリング臭さがまったくなく、ハリのあるしっかりした音が出てくれます。
PODをスピーカーから鳴らしたときのあのちょっとペラい感じもありません。
音量も自宅には十分すぎるほど出るし、逆に小さくしてもしっかりした音が出てくれます。
この10xはハイゲインアンプをモデリングしたもので、それぞれのアンプは歪みも十分あり、キャラクターも違って、本格的なメタラーさんも満足できると思います。
THRにはそれぞれのモデルに合わせた専用のエディタがあり、YAMAHAのサイトから無料DLできます。
こちらは10x用エディタ。
アンプのキャビネットを替えたり、エフェクトの細かい設定を作り込むことができます。
右上に出ているのがキャビネットの種類です。
実際、キャビネットを替えると音がかなり違ってくるので、組み合わせを工夫すれば必ずお気に入りのサウンドが作れると思います。
もちろん、PCで作り込んだ音をハードに保存可能。
さらに、僕がびっくりしたのが、THR10xのオーディオスピーカーとしての性能。
これは全く期待していなかったのですが、音を出してみてびっくり。
そこらへんのデスクトップスピーカーを遥かに凌雅するクリアな音質です。
恐らくギターアンプから独立したオーディオ回路を内蔵しているのでしょう。
もちろん、オーディオを鳴らしながら同時にギターの演奏も可能です。
使ってみた感想としては、とにかく音がいい!これにつきます。
世界中で絶賛されていることに納得です。
THRは他にも異なるタイプがいくつか出ているみたいなので、それぞれの演奏するジャンルに合わせて1台持っておくと重宝します。