ギターの音作りは一人でやっていても意味がない

多くのギタリストは、ライブやレコーディングに向けて、自宅であれこれ機材を組み合わせ 音作りをすると思います。

よし、完璧だ!と確信した音をいざ現場で出してみると、ぜんぜん違った聞こえ方でがっかりした、という経験は誰しもあるはずです。

なぜそうなるのかというと、自宅で一人で弾いたときに完璧な音を作ったからです。

その音はあくまで自宅で一人で弾いたときに完璧に聞こえるというだけで、スタジオでバンドと一緒に弾いたら違って聞こえるのは当然です。

また、一人(ギター1本)で完璧に聞こえるということは、他の楽器と干渉し合う要素を十分持ち合わせているとも考えられます。

だから、バンドで合わせたときに自宅で作った音よりも悪く聞こえることの方が多いでしょう。

では今度は、スタジオでバンドと一緒に音を出しながら「これだ!」というギターの音を作ったとします。

それでもやはり、ライブハウスなどで弾くと違って聞こえるはずです。

空間が違えば音も違って聞こえます。

 

そこで、本番前に音を作り直し「これだ!」という音が得られたとします。

でもお客さんが入るとまた違って聞こえることが多々あります。

 

……とこのように、音は状況によってコロコロと変化します。

こういったことを踏まえると、音作りには最終的な現場の状況を予測するという能力が不可欠となります。

ライブであれば、本番でどういった音になるかという予測、レコーディングなどであれば、アンサンブルに混ざったときにどう聞こえるかという予測です。

もちろん、これは経験がないとできません。

そういった現場の経験も少ないのに、一人で黙々と音作りをするのは、はっきりいって無駄です。

いくら入念に音作りをしたところで、現場では同じようには聞こえませんから。

 

ギターの音作りのコツは、単体で聴くとちょっと頼りないぐらいの音にすることです。

ローが足りなくてなんかペラいかも……ぐらいにしておくと、アンサンブルに混ざったときにいい感じになじんでくれると思います。

あと、経験から言うと、「いい音出すね~」と音を褒められたときはだいたい現場で適当に音を作ったときです。

事前に入念に音作りをした場合、音についてはあんまり褒められたことがありません。

現場でちゃちゃっと音を作ると、自然とその場に適した音になってくれるんでしょう。

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