アドリブは体感を疑うことが大事

アドリブを教える際、生徒さんには体感に対する疑いを持て、と必ず言っています。

体感とは、自分が弾いているときに感じることです。

体感的に思い通りに弾けている気がしても、後で録音したものを聞いてみるとぜんぜんイメージと違っていた、ということはよくありますよね?

このように、弾いている最中に自分が持つ感覚は、あまりあてにならないものです。

逆、自分では変な感じがするけど、後で聞いてみたら意外とかっこよかったということもあります。

というか、初心者はそちらの方が多いです。

生徒さんがいい感じに弾けていたとき、「今どんな感じがしました?」と訊くとたいてい違和感やある種の疲労感を訴えます。

自分では変な感じがしたけど、客観的にはよかったという状態です。

初心者のうちは、体感は概ね裏目に出るものです。

それならば、自分が気持ち悪い、なんだかムズ痒い、変なことをしている気がする、ということをあえてやってみましょう。

すると、逆に格好いい演奏になっていることが多々あります。

また、そういった違和感のあることを積極的に行っていくと、アドリブの幅が広がります。

具体的には、手クセフレーズをいつもと違う拍から弾いてみるとか、休符を気持ち悪いぐらい長くしてみるとか、体感的に気持ち悪いリズミックメロディを使ってみる、など。

試しにやってみて、後で聞くと、意外とかっこいいということが多いはずです。

また、そうやって慣れないことをやると、自然と演奏に熱や緊張感が出てきます。

そうして、慣れないことに慣れてきたら、また新しい負荷をかけて緊張しながら演奏する、また慣れてきたら新しい負荷を……と、体感に溺れずに、常に新しい違和感を求めていく、これがアドリブのただしい方法だと僕は思います。

こうやっていると、どんな簡単な曲、やり厭きた曲でも常に新しい感覚で弾くことができます。

ギタリストのためのアドリブの入り口 ゼロから始めて誰でも学べる画期的アドリブメソッド

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