即興でのバッキングについて バッキングはソロを引き立てるもの

ジャズやブルース、その他即興音楽でのバッキングについて。

イマドキの即興の世界では古い考え方なのかもしれませんが、僕はバッキングはソロを最大限に立てるものだと考えています。

言い換えれば、ソロの邪魔をしないということです。

何をしてもいいという考え方もまあ分かります。

が、そういうバッキングを聞いていて美しいと思ったことはありません。

 

こう言うとたぶんモンクを引き合いに出してくるんでしょうが、モンクは好き勝手バッキングしているわけではないですよ。

彼のバッキングをよく聞くと、必ずメロディの音が入っていることがわかります。

当たり前ですが、ソロをきっちり立てると、そのソロが映えてきます。

料理の盛りつけみたいなもんです。

あと、ソロイストはどんどんノってくるので、いつもよりいいソロを弾いたりします。

そうやってソロを引き立て(おだて)るのがバッキングの仕事だと僕は思っています。

 

即興系の動画などを観ると、「ほら、このヴォイシング分かるかよ、これでソロ取れんのかよ、あ~ん?」みたいなバッキングがよくあり、なんとも言えないもやもやした気持ちになってすぐに動画を消すことがあります。

僕には音楽ではなく、イヤートレーニングの遊びに見えます。

一方で、本当にソロやヴォーカルのためにバッキングしている人もいます。

そういったバッキングを聞くと、理屈抜きに落ち着くし、美しさに聞き惚れてしまうので、やっぱりそっちがバッキングの本質なのだと痛感します。

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