ロックやジャズを心地よく演奏すると本来のグルーヴやフィールが出せない

だいたいどんな音楽も、心地よく演奏しているときはダメです。

録音して聴いてみるとよくわかります。

特にロックなりジャズなり、西洋の音楽は絶対に心地よく弾いてはダメです。

 

日本人がそれらを心地よく演奏するということは、日本人なりに演奏しているということになります。

しかし、西洋の音楽は日本人のものではありません。

ですから、日本人が心地いいと感じているときは、ロックやジャズ本来のフィールやグルーヴが出せていないのです。

逆に日本人として、しんどいな、疲れるなと感じているときが本来のものに近くなっています。

 

アドリブの間とかフレージングも同じです。

日本人が心地いい間は、どこか日本語的になってしまうので、結果どうしても16分音符が出てこなかったり、フレーズの長さが均一だったりします。

それらを崩してアドリブすると、それはそれはもの凄く苦しいです。

生徒さんにやらせてみると、たった1コーラスで顔を歪め、はあはあと肩で呼吸します。

それぐらい苦しいし、強烈な違和感を感じるものです。

外人さんが畳の上で正座するのと同じです。

英語では正座のことを俗に「Torture Sitting(拷問座り)」とも言います。

それぐらい彼らにとっては苦しいことのようです。

僕は20年ギターを弾いていますが、ちゃんと弾くとぜんぜん心地よくないです。

たぶん、30年やっても40年やっても心地よくはならないでしょう。

それでいいのです。

僕は自分が心地よくなりたいのではなく、きっちりその音楽を演奏したいからです。

 

楽器歴10年前後の方は、よーくこのことを考えてみる時期だと思います。

ある程度何でも弾けるようになってくると、どうしても心地よさを探究してしまいます。

そこでもう一度気持ちを引き締めて上を目指すか、それとも心地よさに引き籠もるか、それを決めるのは自分次第です。

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