ギターの上達は遅い方がいい

自分の経験からも、過去の音楽仲間や生徒さんを見ていても、ギターの上達は遅い方がいいと断言できます。

単純に何かが1ヶ月でできるようになるより、3ヶ月、半年かけてできるようになった場合の方が、中身が充実しています。

そして、その中身は自分に新しい感覚や疑問を提示してくれます。

さらっと習得できたことは、後から考えてみると何も残っていないことが分かります。

レッスンでは上達の遅い人の方が課題の吸収率が高いと感じます。

何事も上手にこなす人を見ていると「起用やな~」とは思うんですが、意外なところで驚くほど理解できてなかったり、ボロが出たりします。

以前クリアした課題を久しぶりにやってみようとしたら覚えていなかった、というケースもあります。

 

長い目で見れば、上達はぜったい遅い方がいいんです。

が、初心者は往々にして早く上達したがります。

それはいいとして、問題は教える側。

初心者のあせりにつけこんで、「最短距離で上達する方法」といった意味不明の本を出したり、それを教室の謳い文句にしたりする者がたくさんいます。

そういった人たちも、早く上達しても仕方ないということを身に沁みて分かっているはずなんですが…。

背に腹は替えられないということでしょうか。

ギターを20年弾いてしみじみ分かったことは、楽器は長い目で見て練習しろ、ということです。

だいたい15年から20年ぐらいやらないとその楽器をどうやって弾いたらいいかすら分かりません。

僕も身体操作に行き着いたのが15年目ぐらいからで、だいたい答え(また変わるでしょうが)が出たのが最近です。

恐らくクラシックの人たちが3歳とか5歳からレッスンを始めるのは、そういうことを知っているからでしょう。

5歳からだと20年弾いてもまだ25歳ですからねえ。

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