完コピをやめて自分の意見を言うようにすることで、逆に原曲の良さが見えてくる

前回の続きです。

k-yahata.hatenablog.com

完コピをやめて自分の意見を言う、サウンドやフレーズ、ニュアンスなどを自己流に勝手に変えるとどうなるか?

まず、それを人に聞かせると絶対に批判が来ます。

「オリジナルと違う」、「まずオリジナルを完コピしてからアレンジしろ」、「自分の意見?そんなことは完コピできてから言え完コピできねーからごまかしてるだけだろ」…

ネットでもよく目にする意見ですよね。

これは完全に無視しましょう。

仮に彼等の意見に従って完コピしたとしても、どうせ細かいアラを探してイヤミをいってくるだけです。

 

で、ここからが本題。

コピーする楽曲に対し自分の意見を言うということは、その楽曲に合うサウンド、フレーズ、ニュアンス、グルーヴをしっかりと理解していなくてはなりません。

そう、自己流で弾くためにはその楽曲をより掘り下げて理解しなくてはいけないのです。

そうでなければ原曲やオリジナルのソロが台無しになってしまいます。

「自分の意見」を楽曲に取り入れようとすると、逆に楽曲やそのジャンルへの理解が深まると共に、原曲で弾いているプレイヤーがなぜそのサウンド、そのフレーズにしたかが見えてきます。

これらは何も考えずに盲目的に完コピしていては絶対に見えないことです。

まあ、当然といえば当然ですよね。

提示された答えを再現するだけなんですから(もちろん、その再現も大変な作業であることは承知していますが)。

 

当たり前ですが、「自分の意見」であり、しかも楽曲に馴染むようなフレーズやサウンドは最初から簡単には見つかりません。

だから皆、安易に完コピに走るのでしょう。

完コピしておけば自分の意見を探す苦労は必要なくなりますから。

そして自分より似ていない人を見下せますからw

「自分の意見」を言う(演奏する)のは苦しいし、勇気が要ります。

しかし表現とはそういうものなのです。

ただ、日本の社会はどうしたって模倣を優先し、オリジナルを叩いてしまいます。

話は逸れますが、僕が好きな綿矢りささんの「インストール」という小説は彼女だけのオリジナルな文体で書かれているのですが、レビューを読むと「まずちゃんとした文章を書け」とか「文章作法を勉強してから個性を磨け」といった意見が多くを締めています。

こういった的外れな批判がちょっとずつオリジナルの芽を摘んでいくんだなあと思うとなんとも言えない気持ちになります。

インストール (河出文庫)

インストール (河出文庫)

 

改めて、日本でオリジナルになること、自分の意見を言うことは難しいし、勇気がいることです。

が、的外れな批判を無視し、自分の意見を継続して言い続けていればフォロワーも必ずついてきます(実体験として)。

その第一歩として、まず完コピをやめ、「自分の意見」としてのコピーを始めましょう。

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