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音の奥にあるもの 音の奥には演奏者の意志がある(ない場合もある)

一般の方には分かり辛いかもしれませんが、音は単なる音ではなく、その奥があります。

もちろん、ない場合もあります。

ではいったい何があったりなかったりするのかというと、演奏者の「意志」です。

ある程度ちゃんとしたミュージシャンはそれを明確に聞き分けることができます。

 

「意志」がない演奏を聞くと、『なんだかつまらない』『上手いんだけどね~』『練習してるみたいだね』といった感想になります。

「意志」があると、下手だろうが何だろうが無条件に感動します(感動の度合いは違ってくるが)。

そして『いい演奏だった』と感じます。

ではこの「意志」とは何でしょうか?

それは、発音に対する明確なイメージです。

そう、「音」に対するイメージです。

それ以上のものは僕には分かりませんし、たぶんない(音から「発音に対するイメージ」意外のものを汲み取ることはできない)と思います。

もっとはっきり言うと、音を聞いただけで演奏者の苦悩や喜びや哲学などは絶対に分かりません。

そんなものを音に込めることは無理です。

 

しかし、これから出したい音を(音が出る前に)明確にイメージすることは可能です。

イメージする内容は、音の大きさ、勢い、トーン、発音されるタイミング、などなど。

そうやってよくよく吟味された音を聞くと、観客は音の奥に演奏者のイメージ=「意志」を感得し、理屈を通り越して『凄い!』となります。

それが感動です。

分かりやすい例で言うと「Blue in Green」のマイルスの演奏(トランペットです、念のため)。

Blue in Green

Blue in Green

 

この演奏の何が凄いのか?とよく生徒さんに聞かれますが、僕は『意志の明確さ』が凄いと説明します。

それでも分からないという人も、マイルスがただ音符をなぞっているだけではないことは分かると思います。

どうしても分からないという方は、同じ曲をできればプロでない方が演奏している動画などを探して、聞き比べてみてください。

全然違って聞こえるはずです。

 

音の奥という概念は、決してオカルトでも迷信でも、好事家の勘違いでもなく、明確に存在します。

ただそれは、思想とか人生とか哲学とかではない、ということを言いたかったので。

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