自分にすら何の異変も起こらない作品が他人に影響を及ぼす事はまずない

ここ最近、自分が行ってきたこと、発表してきたものを再点検しています。 目的は、創作の過程と結果の因果関係を突き止めることです。 これまで何かをするにあたって一回一回全力を出しているつもりではいましたが、今考えると出しきれていないものも多々あ…

ギタリストは右足が固い? ギターを弾く際の足の緊張について

先日、ギターを弾いているときにふと右足が緊張していることを発見しました。 今まで全く考えもしなかったし気づきもしなかったのですが、ギターを弾き始めると確実に右足に緊張が走っているのが分かります。 そして一旦手を止め、注意深く緊張を解き、そし…

親指のどの部分に圧力をかけるかでピッキングの感覚が変わってくる

ギタリストの皆さんは、ピッキングをする際親指のどの部分に圧力がかかっているかを認識していますか? おそらくほとんどの人は、親指全体にぼんやりと圧がかかっているように感じているのではないでしょうか? あるいはそういったことを全く考えもしなかった…

中間層のミュージシャンが少なくともアマチュアと差別化するための動画戦略

前回の続きです。 k-yahata.hatenablog.com 中間層(売れっ子でもなくアマチュアでもない)のミュージシャンが、せめてアマチュアの動画と差別化を図るためにはどうすればいいでしょうか? おそらくほとんどの人は、演奏内容で勝とうとし、実際それを行っている…

中間層のミュージシャンは動画を作るほど印象評価が下がる?

プロ活動をしているミュージシャンと動画の関係性について考えています。 少し前までは、動画はとにかくたくさん作ればいいものだと思っていましたが、どうもそうではないような気がしています。 例えば、事務所などに所属していて固定ファンもしっかり付い…

根本的なスキルアップをしたければ、一度完全に離れてみよう

なにかを継続することはもちろん大事ですが、長い目で見ると一旦離れることも重要であるということが最近わかってきました。 継続していることで全てがマンネリ化し、自分や周りの環境が見えなくなるということがあるからです。 ずっと住んでいた地元から離…

承認欲求についての私的考察 7 いつも何かを乗り越えようとする人は、自ら自分の前に立ちはだかる何かを作り出している

承認欲求の強い人は、創作において自分が与えようとする前に報酬を欲しがるから空回りするということを述べてきました。 k-yahata.hatenablog.com もう一つ、承認欲求の強い人の特徴は、ひたすら何かを乗り越えようとすることです。 「乗り越える」ためには…

プロモーションありきの創作は作品の質を低下させる

現代では、個人がプロモーションを行うためのツールが揃っています。 それはそれで素晴らしいことだし、その恩恵に預かる事は何ら問題はないのですが、使い方の順序を間違えると創作にまで影響を及ぼすのではないかと僕は思います。 順序とは、まず作品があ…

ギターのピッキングフォームは拇指球を寄せてから作る

2年以上にわたるピッキングフォームの研究ではっきりした事は、どのようなピッキングにせよ、拇指球の安定が重要であるということです。 拇指球が不安定な状態であれば、ピックに対して過度に圧をかけ、前腕の力みにつながったり、逆に十分な圧力が生まれず…

無料コンテンツは本当にプロモーションになるのか?

最近になって、無料コンテンツを全て削除、廃止しました。 YouTubeの全動画、サウンドクラウド、 Amazonの無料本など。 教室の無料体験レッスン等はもともとやっていませんでした。 無料コンテンツを充実させればさせるほど、有料コンテンツやサービスが利用…

ガールズバンド「CHAI」が面白い

いやー、久々に「おおー!」と感じられたバンドで、気がつけばYOUTUBEで音源を探しています。 理屈はともかく、聴いてみてください。

「課題だからこれぐらいでいいか」という姿勢を続けているとそれが抜けなくなる

学校や教室、あるいは研修などで何かを作ってくる、発表するという課題が出たとします。 そこで講師をあっと驚かせるようなすごいものを作ってくる(作ろうとする)人と、課題だから(本番じゃないから)合格点さえもらえればそれでいいやという姿勢で臨む人が…

ギターの機材はできるだけたくさん使ってみるべき

僕はそもそも、機材に全くといっていいほど興味のない人間でした。 もちろん、必要な分は無理をしてでも揃えていましたが、機材をどんどん変えていくという発想は持っていませんでした。 しかし、ここ2、3年で目まぐるしく機材を変えています。 以前よりも機…

ターゲットを明確にすることでかえってターゲットは広がる

何かを作って対価を得ようとするとき、できるだけ多くの人に興味を持ってもらえるように工夫するはずです。 しかし、ターゲットを広げすぎた結果、思ったようなリアクションが起こらなかったという現象はよくあります。 逆に、ターゲットを絞った結果、その…

承認欲求についての私的考察 6 ネットの中傷にいちいち傷つくのは承認欲求が強いから

ネットの中傷に傷ついたり、匿名の意見に振り回されてしまう人は、わりと多いと思います。 そういった人はよく、(アーティストだから)繊細で傷つきやすいなどと言われます。 確かにそういった面もあるのでしょうが、承認欲求も人一倍強いと思われます。 承…

承認欲求についての私的考察 5 承認欲求を消していく方法

では最後に、承認欲求を消していく方法をお教えします。 万人に当てはまるかどうかはわかりませんが、少なくとも自分の承認欲求と向き合うきっかけぐらいにはなると思います。 承認欲求を消すためには、 1、承認されたがっている自分を知る。 2、ギブとテイ…

承認欲求についての私的考察 4 ギブとテイクの順序を正そう

承認欲求とは、ギブの前にテイクが強く出ている状態であるともいえます。 そして、その状態では人は自分を承認してくれませんし、承認されないことでさらに承認欲求が強くなり、さらにテイクが強く出てしまうという悪循環が起こります。 それを正すためには…

承認欲求についての私的考察 3 承認欲求を原動力にするとなぜダメなのか

承認欲求は、確かに行動の原動力となり得ます。 しかし、それだと近い将来確実に問題が発生します。 ひとつはいわゆる燃え尽き症候群です。 誰かに認められたい、あるいは有名ライブハウスに出たい、試合やコンクールで優勝したい(それが叶うことが自分の中…

承認欲求についての私的考察 2 承認欲求の仕組み(第二形態)

前回の記事。 k-yahata.hatenablog.com 特定の誰かに認められたい、褒められたいといった承認欲求が仮に満たされた場合、そこで終わるケースもありますが、ほとんどの場合は第二形態へと移行します。 承認欲求が第二形態に進むと、自分が特定の誰かに認めら…

承認欲求についての私的考察 1 承認欲求の仕組み(第一形態)

以下、承認欲求について考察しますが、これらは全て私見であり、学問的な裏付けはとっていませんので、それを念頭にお読みください。 素人の一考察ですが、このブログの読者で何者かを目指している人には参考になるかもしれないと思ったので書いておきます。…

自分を過大評価しても恥をかくだけだが、過小評価すると立ち位置を見失う可能性がある

自分自身に対しての過大評価と過小評価について。 一番良いのは、どちらでもなく客観的に自分を分析できることですが、なかなかそう上手くはいきません。 で、どちらがましかというと、おそらく過小評価よりは過大評価の方がましです。 自分を過大評価してい…

ピックの角度で変化するサウンドや弾きやすさを知ろう

ギターのピッキングにおけるピックの角度と、それに伴うサウンドの変化や弾きやすさの違い等について。 まず、ピックの角度を0度と90度の2つに分けます。 0度の場合はピックの面が弦にそのまま当たります。 こちらは「ベーン」と強くクリアな音が出てくれま…

動画との付き合い方を考える 動画は出せば良いというものではないらしい

Youtubeが設立されたのが2005年、爆発的に普及したのが2006年だそうです。 そこから10年、今では生活になくてはならないツールにまで成長しました。 YouTube - Wikipedia ミュージシャンなら、自分の動画を持っていない方がおかしいという時代です。 アマチ…

Fender Blues Jrレビュー

先日、機材を売ったお金でフェンダーのBlues Jrを購入しました。 定価は6万円ほどですが、中古はたくさん出回っているので、フリマアプリを根気よく巡回すれば半額位で見つかります。 ちなみにこの機種はいろんなモデルがあるらしく、僕が購入したのはメキシ…

若者からの支持は後が怖い2 いつまでも「あの時の自分」を求められるという苦悩

だいたいどんな分野でも、若者からの絶大な支持を得られれば爆発的な人気を獲得することができます。 そうやってファンを獲得し、しっかりと地盤を築いたとしましょう。 その10年後20年後、アーティストとファンの関係性がどうなっていくかを冷静に見られる…

若者からの支持は後が怖い 息の長い活動を目指すのなら上の世代の反応を見よう

なんにせよ、売れるためには若者からの支持は必須だと思われます。 若者の支持を得られるために、日夜リサーチしたり、創作を工夫したりしている人は多いでしょう。 そうして若者の心をつかみ爆発的に売れる人、そこまではいかなくてもある程度の地位を確立…

「できないやつが言うな」は正論ではない 

誰かに意見されたときに、よく「できないやつが言うな」「じゃあやってみろ」と反論する人がいます。 一瞬正論を言っているように錯覚してしまいますが、実は全くそうではありません。 物事には、当事者にしか見えないものもあれば、他人にしか見えないもの…

プロのミュージシャン(になれる人)とアマチュア止まりの違いは?

音楽においてプロとアマチュアの違い、あるいはプロになれる人となれない人の違いは?といった考察はよくあります。 一概に「これだ」と言える要素は無いのですが、個人的にひとつ言える事は、アンテナの違いだと思います。 長年ギターを教えていますが、生徒…

自分がどの層から支持されているかを見ることで、ある程度自己分析ができる

クリエイターやパフォーマーには客観的な自己分析が必須です。 とは言っても、冷静にあなたを分析し、それをダイレクトに伝えてくれる人はなかなかいません。 また、自己分析するにしてもどうしても自分の都合のいいように考えてしまいがちです。 そこでひと…

ジャズのリズム(スウィング)は体感できるまで時間がかかるので、すぐに評価を下さないほうがいい

ジャズにはジャズ独特のリズム感覚があり、それを「スウィング」と言います。 実はこれは、きちんと体感できるようになるまで結構時間がかかります。 アメリカに住む黒人の土着的なリズム感覚であり、日本人が持つリズムの常識とはかなりかけ離れているから…

何かを継続したければ「気持ち」は切り離して行動しよう

以前書いた事と同じですが、今度は継続という側面から考えてみたいと思います。 k-yahata.hatenablog.com 一般的には、まず強い「気持ち」(やる気、モチベイションなど)があり、それが人を動かすとされています。 だから常に「気持ち」をキープできるよう…

ベストなフォームを探すときの僕のやり方

ベストなフォームを探すときの僕のやり方をご説明します。 ただし、このやり方を採用する場合は、すべての音楽活動を一旦停止する必要があるのでそこら辺は自己判断でお願いします。 まず自分にとって1番良いと思われるフォームを模索します。 そして、「こ…

評価されるために何かをするのをやめたら評価されるようになる

評価をされるために何かをしても大体それは評価されません。 評価されないと言うのは、酷評や罵倒すらなく、ただただ無視されるということです。 仮に何らかの評価があれば、絶賛でも酷評でもそれを参考にして次に進むことができます。 しかし評価が全くない…

自分の価値観を壊せるようになれば伸びしろはいくらでも増える

例えば、自分が価値を認めていない人や作品があったとします。 それが社会に認められ、活動の幅を大きく広げたとき、あなたはどう捉えますか? おそらくほとんどの人は、その現実を受け止めきれず、混乱するでしょう。 そして、最終的に「どうせ強いコネを持…

やはり、ギターのピッキングの要は肩

拙著「ギタリスト身体論」では、ピッキングにおいて最も重要なのは肩の稼働であると説きました。 さらに、ここ2年のピッキング研究で右手親指、人差し指、手首、前腕などの新たな機能が発見できたのですが、それらを踏まえてもやはり最も重要なのは肩である…

最短距離で上達という自己満足

音楽の世界ではよく、「最短距離で上達」という言葉が使われます。 特にギター業界に多いような気がします。 確かに、早く上達すればそれだけ早く活動の場が広がるだろうし、メリットは多いような気がします。 しかしこの「早く上達したい」という考えには、…

「気持ち」を確認しないと継続できないなら早めにやめといたほうがいい

先日の記事の続きです。 k-yahata.hatenablog.com 様々な分野でプロを目指している方は大勢いらっしゃると思います。 その中で、強い「気持ち」をキープしようと努力している人もいるでしょう。 いわゆるモチベーションというやつです。 プロを目指すきっか…

「気持ち」を優先する人は長続きしない

何かを継続するためには「気持ち」が大事だと言われます。 強く思ったときの気持ちを持ち続ければ、どんな苦難も乗り越えられるとか…。 さて、ギター講師としてたくさんの人を見てきましたが、結論から言うと、「気持ち」と現実はほとんど関係ありません。 …

ロックギタリストがアドリブするときの問題点

アドリブを教えていると、それぞれの生徒さんのバックグラウンドが見えてきます。 そしてそのバックグラウンドは、どちらかと言うと足かせになっていることが多いようです。 特に、ロックギタリストが黒人音楽の文脈でアドリブしようとする時、ロックの癖が…

LOUDNESSがアメリカ入国拒否

今朝、信じがたいニュースが飛び込んできました。 日本を代表するヘヴィメタルバンドのラウドネスがアメリカツアーのためシカゴに向かう途中、ロサンゼルスで入国を拒否されたそうです。 キー局のニュースでも報じられていました。 ニュースでは(当局が)「…

女性ギタリストが活躍している気がするけど、個人的には当然だと思う

今日では、かつてないほど女性ギタリストが活躍しているような気がします。 ほんの少し前なら「女がギターなんて」とか、「女でもこれが弾けるのか?」みたいなことを普通に言う人はいましたが、今ではもうそういう人はほとんどいないでしょう。 さて、ギタ…

練習は歴史にするべきだが神話にするべきではない

練習を積み重ねていくと、いつしかそこに歴史が生まれます。 その歴史は、現在の自分を定義し未来の自分へと進める力を持ちます。 ですから、楽器等の一生練習がつきまとうジャンルでは、練習してきた内容を歴史にする必要があります。 それは難しいことでは…

既存の作品やアーティストのアラを見つけ「自分もいける」と考えるのはやめておこう

ずいぶん前ですが、歌手志望の方がこんなことを言っていました。 「自分は容姿はあまり良くない、でも歌手の〇〇さんも大して見た目は良くないのに売れている、だから自分でもチャンスはあるはずだ」 言うまでもないかもしれませんが、この方が世に出たとい…

LINE6 AMPLIFiが自宅最強な理由

何度もレビューしてますが、改めてAMPLIFiがどれだけ使い勝手がいいかをご説明します。 僕の場合は主に、 ・ギターアンプ ・オーディオインターフェィス ・PC用スピーカー ・スマホ用bluetoothスピーカー として使っています。 まずPCとUSBケーブルで接続し…

ジャズミュージシャンはあえてジャズの外に出てみるといろいろ見えてくるはず

ジャズという音楽は独特の文化を持っており、それだけに極度に閉鎖的です。 そこにどっぷりとつかってしまうと、自分たちが閉鎖的であると言う事実すら見えなくなってしまいます。 ジャズがとれだけ閉鎖的かは、ジャズの外に一歩出るだけで如実に感じること…

アドリブで「◯◯が使える」という、ジャズ特有の自分本意な考え方

ジャズの人はよく、アドリブを説明する際、「ここは◯◯が使える」ということを口にします。 「コンディミが使える」とか「オルタードが使える」、「♯9thが使える」等々。 またジャズを習う人も、ここのコードで「何が使えるか」ということを質問したりします…

法則は方程式ではなくエッセンスのようなものと捉えるべき

〇〇の法則といったものは世の中に溢れています。 音楽であれば「1万時間の法則」が有名です。 これは、すでに大成したミュージシャンや、そういった人たちを研究する専門家が提唱するものであり、一定の信憑性はあると思います。 ただ、これらの法則を方程…

インターネットは待つ場所ではない ネット上で仕事を待つのは時間の無駄

音大時代に複数の先生から聞いた言葉があります。 「受話器の前に座っていても一生仕事は来ない」 今なら「スマホの前に」でしょうか? いずれにせよ、どんなに楽器が上手でも、プロとして準備が整っていても、自分からどんどん動いていかないと音楽の仕事な…

ミュージジャン志望ならおさえておきたい00年代以降のクリエイター

個人的に、2000年代以降のJ-POPシーンにとって重要なクリエイターを何人か挙げてみたいと思います。 といっても、ベタな人たちばかりになると思いますので、知ってるわwって人はスルーしてください。 ヒャダイン(前山田健一) HYADAIN Official Website 知…

処世術で楽器は上達しません

若い人に多いのが、処世術で楽器が上達すると思っているケース。 きちんと挨拶して、ハキハキと返事をして、丁寧な言葉遣いで明るく会話し、先生の言うことをよく聞き、なにをやるにも一生懸命(風に見えるよう)に取り組む…、そういった処世術で何もかもう…