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ギター教室 横浜 八幡謙介ギター教室講師のブログ

ギター講師八幡謙介のギター、音楽感をつづるブログ

技術や理論だけでなく、楽曲そのものを理解するための時間を作ろう

// タチアナのギターを聞いていて、楽曲を理解するということの重要性を改めて考えています。 ジャズやロック、その他ポピュラーな音楽ジャンルでは、楽曲の構成や理論的分析、その楽曲を演奏するために必要な技術の訓練等は行いますが、「楽曲を理解するた…

ミュージシャンの動画について思うこと

// ミュージシャンの動画を時々見ますが、結構作り込んでいる人もいて感心させられます。 ただ、そういった作り込まれた動画を見ていると、残念に思えることが時々あります。 例えば、動画のオープニングをしっかりと作り、タイトルやちょっとしたアニメーシ…

中間的なグルーヴを知ろう グルーヴは0か1では捉えられない

// 音楽には様々なグルーヴが存在しますが、それらを0か1かで捉えている人は結構多いように思われます。 例えばスウィングなら、スイングしているかしていないか。 エイトビートならエイトビート(ストレート)か跳ねているか。 しかし、それらには中間的な…

習ったことを忘れてもいいというレッスン

// 僕の教室では、プリントなどは一切渡しません。 僕の市販の教則本は別として、それ以外にレッスン用に用意してあるプリント、ハンドアウト等は1枚もありません。 それは決してめんどくさいからということではなく、長年教えてきた経験からそうすることが…

タチアナ・リツコヴァ(Tatyana Ryzhkova)のギターが素晴らしい!

// 昨晩FBで流れてきたクラシックギターの演奏を聴いて、驚きました。 タチアナ・リツコヴァという女性クラシックギタリスト。 サイトには日本語表記もあります。 www.tatyana-ryzhkova.de 正直、『また”美人ギタリスト”かよ…。顔に騙されると思うなよ』と思…

とりあえずこれだけ聴いておけばジャズがなんとなく分かるというアルバム6選

// 「ジャズが聴いてみたいけど何を聴いたらいいのか分からない」 というご相談がけっこう寄せられます。 また、名前だけ知ってるからとマイルスのちょっと難しいアルバムを最初に聴いてしまった結果、ジャズに拒否反応を持ってしまう人もいます。 最初に何…

動画やブログのPVなどを水増しするべきではない理由

// 動画やブログのPVなどを自分で水増しする人は一定数いると思います。 理由はわからなくもありません。 例えば動画のPVを水増ししておけば、人が見たときに「あ、この動画は人気があるんだ」と思い、最後まで目を通してくれる可能性が高くなります。 検索…

無名のアーティストこそSNSで政治をするべきではない理由

// 無名のアーティスト、これから活躍していこうとするアーティストにとって、SNSは絶対に欠かせないツールです。 多くのアーティストは、すでにSNSを最大限に活用して活動の場を広げようとしているはずです。 あなたはSNSをこんなふうに利用していませんか…

歌詞や文章を心に引っかかるものにするためのコツ

// 先日の記事の続きです。 k-yahata.hatenablog.com 他人の心に引っかかる歌詞や文章とはどういったものでしょうか。 またそれらを他人の心に意図的に引っ掛けるコツなどはあるのでしょうか。 実は、あります。 ポイントはふたつ。 ひとつは、誰も知らない…

シンガーソングライターに多い日常系の歌詞について考えてみた

// シンガーソングライターの楽曲で非常に多いのが「半径◯メートルの小さな日常を歌にしました」といった、日常系の歌詞。 そういった歌詞を聴いていると、心に引っかかるものと、そうでないものがあります。 前者の方が圧倒的に少ないと言えるでしょう。 そ…

目標ってそんなに大事か

// 新年あけましておめでとうございます。 楽器をやっている方、何かを目指している方は、新年に当たって何らかの目標を立てていることだと思います。 僕も長年そういったことをしてきました。 しかし、改めて考えてみると、目標ってそんなに大事か?と思い…

長時間の練習は無駄でしかない

// 時々このブログでも書いていますが、僕は長時間の練習には反対です。 というのは、実際に長時間練習して得られるものがほとんどなかったからです。 それどころか、筋肉の疲労や、余計なイライラなど、マイナスの方が多く感じられます。 長時間がどれくら…

やはり自分が思う好きとか嫌いなんて当てにならない

// 年末年始はブログを休止すると告知しましたが、書きたいことがあるのでやっぱり続けます。 以前、こういう記事を書きました。 k-yahata.hatenablog.com 改めてそう思うことがあったので書いておきます。 僕はイングヴェイが大好きなのですが、どうも彼の…

クラシックの楽しみ方

// 僕も一応クラシックは聴きます。 といっても、ベートーベン、モーツアルト、ショパンなどベタなものばかりですが。 先日久々にクラシックをいくつか聴いて、やっぱり凄いなとしみじみ感動していました。 では、何が凄いのか? 【広告】 // クラシックの凄…

SNSを続けることでアーティスト活動の指針が見えてくる

// 先日の記事の続き。 k-yahata.hatenablog.com 宣伝や告知に終始せず、SNSで自分の意見を発信し続けることで、アーティスト活動の指針がある程度見えてきます。 分かりやすく言うと、他人が自分のどこに食いついてくれるかが見えてくるということです。 例…

アーティスト活動とSNS 個人で活動するアーティストはSNSをどう活用するべきか

// 音楽や創作などをしているアーティスト(無名、アマチュア問わず)は、ほぼ皆SNSをやっていると思います。 まあ、そこしかプロモーションの活路がないですからね。 ではそれらをどう活用しているかというと、個人個人で使い方は全く違うでしょう。 僕はこ…

ミュージシャンを長く続けられる人、続けられない人

// ミュージシャン(この場合はプレイヤー)を長く続けられる人とはどんな人でしょうか? 上手い人? 人前に出るのが好きな人? 情熱がある人? 僕が思うに、ミュージシャンを長く続けられる人は、どんな曲でも、何度やっても楽しく弾ける人だと思います。 …

アドリブの練習で忘れてはならないこと 引きこもり演奏にならないために

// アドリブの練習や訓練法などは色々ありますが、どれを見ても一番大事な要素が抜け落ちていることに気づきます。 それを弾いたら他人がどう感じるのかという点です。 他人とはもちろん観客のこともありますが、アドリブの場合は共演者である他のミュージシ…

活動を一度全部辞めてみるという選択 辞めないと分からないこともたくさんある

// 御存知のように、僕はかれこれ5、6年音楽活動をしていません。 最低でも丸4年は一度も外でライブやセッションを行っていません(教室でのセッションは別)。 ではこの5、6年は僕にとってブランクなのか、空白なのかというとそうではありません。 む…

芸術は弱いという認識を持つことでその扱い方が見えてくる

// いきなりですが、芸術って強いと思いますか? それとも弱いと思いますか? アーティスト(志望)の方は「強い」と答えるかもしれません。 あるいはそうあるべき、そうありたいという願望があるのかもしれません。 しかし、僕は芸術は弱いと思います。 そ…

馴染みのない音楽ジャンルでこれだけはおさえておけばいいというアーティストを挙げてみる2

// 前回わりと好評だったようなので第二弾です。 前回の記事はこちら。 k-yahata.hatenablog.com 例によって音楽好きは知ってるものばかりです。 アメリカンポップス カーペンターズ カーペンターズ - Wikipedia 青春の輝き?ヴェリー・ベスト・オブ・カーペ…

視野を広げると意識が変わって演奏にも影響する

// ある程度弾けるようになってライブもこなしているけど、ちょっとマンネリ気味になっているという人は、演奏中の視野について考えてみるといいでしょう。 文字通り、演奏中に自分がどこを見ているか、何を見ているかです。 自分の楽器を見ながらずっと弾い…

歳とると古いものが好きになったり同じものしか聴かないのは、形式ではなく伝わってくるものを聴いているから

// 前回、作品から何が伝わってくるかを聴こう、と述べました。 k-yahata.hatenablog.com 若い人はピンと来ないでしょうが、歳とってくるとだんだんわかってきます。 まず、形式とかがどうでもよくなってきます。 若いうちは本質が見えないから、その表面を…

何をやっているかではなく、何が伝わってくるかを観ると芸術は様相を一変させる

// 音楽がちょっと分かってくると、つい「何をやっているのか」を聞いてしまいます。 各楽器がどういうフレーズを弾いているのか、フォームや弾き方はどうか、ミックスで楽器をどう配置しているのか、エフェクトはどうかかっているのか、音圧は十分か、など…

馴染みのない音楽ジャンルでこれだけおさえておけばいいというアーティストを挙げてみる

// 今回は30代未満の人向けです。 レッスンをしていて驚くのが、若い人の音楽的幅の狭さです。 最初は興味が偏っているだけなのかと思っていましたが、どうやらそうでもなく、選択肢が多すぎて何を聴いたらいいのかわからず、結局自分の好きなものとその周…

アーティスト志望の人はできるだけ早く他人の存在に気づこう

// 芸術は、どんな分野でも他人が全てです。 音楽ならあなたの楽曲やパフォーマンスを聴いた(観た)他人がどう感じるかが最も重要な点であり、それ以外はほとんどどうでもいいと言っても問題ありません。 もちろん、その他人はいろんな感じ方をしますし、時…

アーティストは「与える」存在なのか? 「与える」という一見偉そうな言葉について考えてみた

// どんなレベルであろうと、アーティストは「与える」存在です。 娯楽や、暇つぶし、美、陶酔、夢、問題提起などなど。 何らかの価値を受け手に与え、そこから報酬や承認が生まれます。 しかし、冷静に考えれば「与える」ってちょっと偉そうですよね。 綿矢…

アドリブの方法の話は、なぜか素材の話にすり替わってしまうことが多い

// アドリブを習いに行って、余計アドリブのやり方が分からなくなったという方は結構いるようです。 そういった方のお話を聞いていると、ある共通点を発見しました。 結局教える側が「素材の話」しかしていないんですよね。 例えば、ブルースでアドリブをす…

譜面が読めると演奏はこう変わる

// 前回の続き。 k-yahata.hatenablog.com 譜面というものは記号なので、頭で理解するものです。 だから譜面が読めるようになると頭でっかちな演奏になってしまう…と妄想している人も多いようですが、実際はそうでもありません。 むしろ、譜面が読める方が伸…

ギタリストも譜面はやっぱり読めたほうがいい

// ギタリストと譜面は規格が異なる歯車のようなもので、なかなか上手くかみ合ってくれません。 ですから、譜面を最初から遠ざけてしまう人も多いと思います。 また、最近はDTM上で音の並びを確認できるし、同じソフトであればデータのやりとりで作っている…

”イメージ”とはできる人になってから持つもの、できないうちはイメージしてもしょうがない

// 何かを習得する際、”イメージ”が大事だとよくいわれます。 「○○をイメージして」とか「○○なイメージで」といったアドヴァイスもあります。 そういった要素は一見重要であるかのように思えますが、僕はそうは思いません。 そもそも、まだできない人が何を”…

音楽を演奏するために文学的なセンスは必須かもしれない

// // ギターを教えていると、どうも演奏に答えがあると思っている人が多いのではないかと感じます。 その多くは、「正確に演奏できればOK」というもの。 また、自分は答えを持っていないけど、一人前になった人たちは答えを知っているのだろうと思い込んで…

継続の原動力は情熱ではない 情熱を当てにすると継続はできない

// 最近、オムレツ作りにこっています。 薄皮一枚作って中はふわふわというアレです。 これが全然できません。 YOUTUBEの動画などを見て研究しながら1ヶ月ほど毎朝つくっているのですが、いいところまで来てだいたい失敗します。 最初は失敗しても面白かっ…

無名のアーティストがSNSでフォロワーを増やす方法

// 無名のアーティストにとってSNSは命綱のようなものです。 だからついそれを使って同業者とつながろうとしてしまうのでしょうが、それは逆効果であると前回ご説明しました。 k-yahata.hatenablog.com SNSはそうした政治ツールではなく、(潜在的)ファンに…

自身や作品に対して反応が欲しいからといってすぐ同業者とつるむと、かえってファンはでき辛くなる

// 何かを作っているけどまだ無名の人が、自分や作品の認知度を上げるため、まず同じタイプのアーティストと仲良くなっていこうとするケースがあります。 ボカロならボカロをやっている人とSNSでつながり、相手の作品を褒めたりRTしたり、配信に行ったり。 …

ギタリストがあまり知らないドラムの役割

// ベースに続き、ドラムの役割について簡単にご説明します。 k-yahata.hatenablog.com ドラムの役割は、 ・タイムキープ ・場面転換 ・キュー このみっつだと僕は考えます。 タイムキープは言うまでもないでしょう。 ちなみに、ドラムがタイム(もちろんそ…

歳とると新しいものを本能が拒否するようになるから若いうちにできるだけいろんなものを吸収しておかないとヤバイ

// 先日、フェイスブックでこんな記事が流れてきました。 news4vip.livedoor.biz サムネがアレですが、今どきの若い子が聞いている音楽ってことで、興味を持ってちらりと覗いてみると…… 見事に何一つ知りませんでした。 こりゃいかん!と思い、ちょっとずつ…

ギタリストがあまり知らないベースの役割

// 拙著「ギタリストのためのハーモニー」を進めていくと、生徒さんはベースの役割についてだんだんと気づいていきます。 CDB166 ギタリストのためのハーモニー 耳コピで学ぶオンガクのしくみ 作者: 八幡謙介,藤田哲也,ハント鈴加 出版社/メーカー: 中央アー…

講師は練習不足の指摘に逃げるな 具体的な指示ができないのは怠慢でしかない

// 楽器の講師は魔法の言葉を知っています。 それは「練習不足」です。 教え方が分からなくても、解決策を提示できなくても、ひとこと「練習不足」とさえ言っておけば全部生徒さんのせいにできます(もちろん、本当にただ単に練習不足な場合もありますが)。…

初心者に認められようとする矛盾 承認は自分より上の人に求めるべきである

// 楽器の世界、特にインストなどでは、楽器のスキルを認められることで仕事につながることがあります。 そして、しばしばその認めてもらう対象として初心者がターゲットとなることがあります。 ギターでいうと、ギターキッズに認めてもらう、ということです…

最初から評価を期待するから萎縮し、創作やパフォーマンスが型にはまったものになってしまう

// 以前書いた記事の続き。 k-yahata.hatenablog.com 最初から評価を期待するとどうなるか? 自分のやっていること、発表しようとしていることに対して選別が始まります。 これなら評価されそうだからOK、これをやったら評価が落ちるだろうからNG、と。 そう…

アドリブは最初に対人技法として学んでおくべき

// ずっと言っていますが、アドリブで最初に学んでおくべきことは、スケールやフレーズ、アウトなどではなく、それが「対人技法」であるということです。 音楽を通して人とどう関わるかというのがアドリブの唯一の目的といってもよく、しかもそれはわりと簡…

いつまでも評価されないのは、評価を当てにして創作(パフォーマンス)しているから

// 創作やパフォーマンスをするとき、誰しも他人からの評価を期待します。 そして、高評価を得ることを目標とし、作品を発表します。 これは当然といえば当然のことでしょう。 しかし、ほとんどの場合は酷評すらされずに無視され、何の評価も得られないまま…

レッスンが続くかどうはか結局生徒さん次第なのでこちらは小細工するのはやめた

// 教室運営のノウハウなどを教えるブログや本などがあり、そこに様々なテクニックが書かれています。 僕も少しは読んだことがあります。 とある先生は、生徒さんの心を掴むため、心理学まで応用しているとか。 僕も自分で考えてあれこれ試してきましたが、…

演奏中の自分の状態全てが”表現”であり、人はその”全体”を観ている

// 先日、とある演奏動画を観て思わず吹いてしまいました。 なぜなら、プレイヤーの方(イケメン)が思いっきりカメラ目線で演奏していたからです。 それを観て『あー、この人自分がイケメンなの知ってるんだなあ…』と感じ、もう演奏が入ってこなくなりまし…

他人の意見は自分が聞く気になったときだけ聞けばいい

// 他人の意見はできるだけ聞くべきだとよく言われます。 僕もよく言っていると思います。 しかし、最近そうでもないのかもと思えてきました。 まず、「他人の意見を聞く」ということには、「それを元に自分を変えていく」ということがついてきます。 その前…

注目している無名アーティストがいれば、黙って応援せず一声かけてあげよう

// いろいろあって先日、フェイスブックを友達限定にしました。 そのことをアナウンスし、面識がなくてもひとことメッセージをいただければ承認しますと言ったところ、かなりの数の方から友達申請があり、同時に応援のメッセージをたくさんいただき、驚きま…

記号で音楽をやっても他人は関心を示さない ~人は記号より人間を優先する性質がある

// 誰でも、人と話しているときは相手の意志や感情がかなりはっきりと見えています。 例えば、相手が 会話に乗っているのか、上の空なのか、話を理解できているかそうでないか、伸び伸びしているか、萎縮して気持ちが引っ込んでいるのか、などなど。 自分と…

昔は娯楽が少なかったから楽器の練習に集中できたなんてことはない

// 時々、「今は娯楽が多いから若者が楽器の練習に集中するのは本当に困難」といった意見を目にします。 さらに、「昔は娯楽が少なかった」と、さも昔の人間が環境のおかげで楽器の練習に集中できたような意見に発展することもあります。 で、78年(昭和5…

腕の自然な状態を楽器のフォームに置き換えてみる

今さらですが、楽器のフォームはできるだけ自然な状態をキープするべきです。 そのためには、身体の各パーツ、特に肘から指先までがどうなっていれば「自然」であるかを理解する必要があります。 自然をリラックスといいかえてもかまいません。 実は、肘から…