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ギター教室 横浜 八幡謙介ギター教室講師のブログ

ギター講師八幡謙介のギター、音楽感をつづるブログ

評価されるために何かをするのをやめたら評価されるようになる

// 以前、承認や評価を求めて創作やパフォーマンスをしても相手にされないと書きました。 k-yahata.hatenablog.co同じような話ですが、評価をされるために何かをしても大体それは評価されません。 評価されないと言うのは、酷評や罵倒すらなく、ただただ無視…

自分の価値観を壊せるようになれば伸びしろはいくらでも増える

// 例えば、自分が価値を認めていない人や作品があったとします。 それが社会に認められ、活動の幅を大きく広げたとき、あなたはどう捉えますか? おそらくほとんどの人は、その現実を受け止めきれず、混乱するでしょう。 そして、最終的に「どうせ強いコネを…

最短距離で上達という自己満足

音楽の世界ではよく、「最短距離で上達」という言葉が使われます。 特にギター業界に多いような気がします。 確かに、早く上達すればそれだけ早く活動の場が広がるだろうし、メリットは多いような気がします。 しかしこの「早く上達したい」という考えには、…

「気持ち」を確認しないと継続できないなら早めにやめといたほうがいい

// 先日の記事の続きです。 k-yahata.hatenablog.com 様々な分野でプロを目指している方は大勢いらっしゃると思います。 その中で、強い「気持ち」をキープしようと努力している人もいるでしょう。 いわゆるモチベーションというやつです。 プロを目指すきっ…

「気持ち」を優先する人は長続きしない

// 何かを継続するためには「気持ち」が大事だと言われます。 強く思ったときの気持ちを持ち続ければ、どんな苦難も乗り越えられるとか…。 さて、ギター講師としてたくさんの人を見てきましたが、結論から言うと、「気持ち」と現実はほとんど関係ありません…

ロックギタリストがアドリブするときの問題点

// アドリブを教えていると、それぞれの生徒さんのバックグラウンドが見えてきます。 そしてそのバックグラウンドは、どちらかと言うと足かせになっていることが多いようです。 特に、ロックギタリストが黒人音楽の文脈でアドリブしようとする時、ロックの癖…

LOUDNESSがアメリカ入国拒否

// 今朝、信じがたいニュースが飛び込んできました。 日本を代表するヘヴィメタルバンドのラウドネスがアメリカツアーのためシカゴに向かう途中、ロサンゼルスで入国を拒否されたそうです。 キー局のニュースでも報じられていました。 news.tbs.co.jp ニュー…

承認願望を満たすために活動しても結果が出ないのは、「ギブ」より前に「テイク」があるから

// アーティスト活動をする人は、100%強い承認願望を持っています。 目立ちたい、モテたい、認められたい、尊敬されたい、有名になりたい、などなど。 そういった願望は、強ければ強いほど活動へのエネルギーに転化されるので、必要不可欠であると言っても良…

練習は歴史にするべきだが神話にするべきではない

// 練習を積み重ねていくと、いつしかそこに歴史が生まれます。 その歴史は、現在の自分を定義し未来の自分へと進める力を持ちます。 ですから、楽器等の一生練習がつきまとうジャンルでは、練習してきた内容を歴史にする必要があります。 それは難しいこと…

既存の作品やアーティストのアラを見つけ「自分もいける」と考えるのはやめておこう

// ずいぶん前ですが、歌手志望の方がこんなことを言っていました。 「自分は容姿はあまり良くない、でも歌手の〇〇さんも大して見た目は良くないのに売れている、だから自分でもチャンスはあるはずだ」 言うまでもないかもしれませんが、この方が世に出たと…

ジャズミュージシャンはあえてジャズの外に出てみるといろいろ見えてくるはず

// ジャズという音楽は独特の文化を持っており、それだけに極度に閉鎖的です。 そこにどっぷりとつかってしまうと、自分たちが閉鎖的であると言う事実すら見えなくなってしまいます。 ジャズがとれだけ閉鎖的かは、ジャズの外に一歩出るだけで如実に感じるこ…

アドリブで「◯◯が使える」という、ジャズ特有の自分本意な考え方

// ジャズの人はよく、アドリブを説明する際、「ここは◯◯が使える」ということを口にします。 「コンディミが使える」とか「オルタードが使える」等々。 またジャズを習う人も、ここのコードで何が使えるかということを質問したりします。 ジャズのレッスン…

法則は方程式ではなくエッセンスのようなものと捉えるべき

// 〇〇の法則といったものは世の中に溢れています。 音楽であれば「1万時間の法則」が有名です。 これは、すでに大成したミュージシャンや、そういった人たちを研究する専門家が提唱するものであり、一定の信憑性はあると思います。 ただ、これらの法則を方…

インターネットは待つ場所ではない ネット上で仕事を待つのは時間の無駄

// 音大時代に複数の先生から聞いた言葉があります。 「受話器の前に座っていても一生仕事は来ない」 今なら「スマホの前に」でしょうか? いずれにせよ、どんなに楽器が上手でも、プロとして準備が整っていても、自分からどんどん動いていかないと音楽の仕事…

ミュージジャン志望ならおさえておきたい00年代以降のクリエイター

// 個人的に、2000年代以降のJ-POPシーンにとって重要なクリエイターを何人か挙げてみたいと思います。 といっても、ベタな人たちばかりになると思いますので、知ってるわwって人はスルーしてください。 ヒャダイン(前山田健一) HYADAIN Official Website …

処世術で楽器は上達しません

// 若い人に多いのが、処世術で楽器が上達すると思っているケース。 きちんと挨拶して、ハキハキと返事をして、丁寧な言葉遣いで明るく会話し、先生の言うことをよく聞き、なにをやるにも一生懸命(風に見えるよう)に取り組む…、そういった処世術で何もかも…

カッティングの練習をするときはラインとマイク両方で録音して比べてみるべき

// カッティングの練習をしている人は多いと思います。 一生懸命練習して、そろそろ良くなってきたかなと思い録音して聞いてみると、イメージとのギャップに絶望するということも多々あるでしょう。 しかし、カッティングに関して言うと録音した演奏が「あり…

スーパーで聞いたあるお母さんの〈声〉に全身が反応した

// 昨日、スーパーに行ったとき、どこからか聞こえてきたあるお母さんの〈声〉に全身が反応した。 小学校低学年位の男の子と買い物をしていたらしい。 その男の子に発するお母さんの〈声〉は、よくある母親の金切り声でもなく、諦めたような声でもなく、なん…

ドレミ(ダイアトニック)をジャズにできない人は記号に頼っている

// 複雑なスケールを駆使しないとジャズにならないと思っている人、あるいは複雑なスケールを使うことでインスタントにジャズになると思っている人は多いようですが、実際は全くそうではありません。 ドレミだけでジャズにすることは可能ですし、むしろそう…

初心者におすすめな聴きやすいジャズヴォーカルアルバム4選

// ジャズを聴いてみたい、でもインスト(歌のないやつ)は苦手、といっても何を聴いたらいいのかわからないという人は多いと思います。 で、ツウな人に訊ねたりするのですが、そういう人は舐められたくないからか、ゴリゴリのやつを薦めたりしてきます(ビ…

ギターの練習でオフを取らない方がいいケース

// 僕は以前から、練習にはオフが不可欠であると述べてきました。こちらの記事を読まれた方もいらっしゃるかと思います。 k-yahata.hatenablog.com しかし、オフをあまりとらないほうがいいケースも存在します。 ざっくり言うと、新しい何かを体にしみ込ませ…

音楽と印象 音楽はそれ自体が印象的な媒体である

// 5、6年前から、音楽における印象について考え、密かに実験してきました。 結論から言うと、人はどこまでも音楽を印象で判断しているようです。 もちろん、印象や表面的な現象をかいくぐり、演奏者の心の奥まで入り込もうと努力する人もいますが、そういっ…

何かを提唱している本人よりも、それを試している第三者の意見を聞こう

// 何かを提唱している人がいるとします。 自分がそれに興味を持った時、当然その人を見て自分も試してみよう、習ってみようと考えるでしょう。 逆に、提唱者に魅力がなければ、その意見やメソッドを取り入れる気にならない、という方もでしょう。 それはそ…

「やらない」という行動 「やらない」を試さないと本当のことは見えてこない

// 何事も行動しないと先に進めません。 だから、考えるよりも行動することが重要です。 もちろんそんな事は誰でもわかっていますし、僕も出来る限りそうしてきました。 一方最近では、「やらない」も大事な行動であるということがわかってきました。 人は行…

アーティスト活動は命をかけたサバイバルなのに道を選んでどうするの?

// アーティスト活動は、文字通り命がけのサバイバルです。 特に、30過ぎたら「見切りをつけて就職」が困難になるので、誇張ではなく本当に命がかかっていることを実感します。 さて、そうしたサバイバルに身を置いているにもかかわらず、いつまでも進む道を…

本質に到達しているからこそ些末な要素に気を配るべきである

// 自省のため、僕が長年犯していた勘違いを書いておきます。 僕はある時期から、「本質さえ掴んでいればそれ以外はどうでもいい」と考えるようになりました。 それは、中身がないのに表面だけでうまくやっている(ように見える)人たちへの反感や怒り、そし…

本、ブログ、動画、それぞれの反応の違い

// これまで、本(紙、電子書籍) 、ブログ、動画( YouTube無料動画、市販DVD) 等でコンテンツを作ってきましたが、それぞれの性質がやっと見えてきたのでまとめておきます。 本 紙、電子書籍共にじっくり内容を読んでもらえます。 その分、いい加減なものや…

日本人にとってブルースは弾けてないことを認識するためにやるもの

// 西洋、特にアメリカでは、ブルースは常に敬意を持って扱われます。 どんなテクニカル志向のミュージシャンでも、ブルースをバカにしたり軽視するような発言はしません。 シュレッドギタリストや、コンテンポラリージャズの最先端のプレイヤーでも、話した…

YouTubeのレッスン動画を削除しました。今後レッスン動画をUPすることはありません

// ここ1、2年ほど、時折YouTubeにレッスン動画をアップしてきました。 もともとは、教則本やDVDとの兼ね合いからレッスン動画はアップしていなかったのですが、何事も実際に試さないと気がすまないので、試しにレッスン動画を撮っていくことにしました。 そ…

ブルースはミュージシャンとしての自分を測る基準になる

// ブルースという音楽は不思議な音楽です。 アドリブを勉強する際に、一番最初に学ぶのはブルースです。 なぜなら簡単でとっつきやすいからです。 早い人なら、半年から一年もやれば「じゃあもう少し複雑なものを」と先に進むでしょう。 また、そうなったと…

楽器を弾いていて痛みが出たらそれが「答え」なので、後は簡単

// 楽器を弾いていて、どこかが痛くなったとします。 その痛みは、自分がやってきたことのひとつの「答え」です。 もちろんそれは、何かが間違っていたという意味です。 さて、日本人は失敗恐怖症ですから「自分のやっていたこと間違っていた」とわかると必…

音楽教室はヒントを見つけるために通うもの

// よく言われることですが、教室に通ったから上達するわけではありません。 また、先生が生徒を上達させることもできません。 教室に通おうが通うまいが、結局上達するのは自分の努力次第です。 ではなぜ教室があるのかというと、ヒントを与える(もらう)…

「どれくらいやればいいか」を訊いてくる人の心理

// ギターを教えていると時々、「どれくらいやればいいか」と訊かれます。 「1日何時間ぐらい練習すればいいですか?」「これを何ヶ月やればできるようになりますか?」「レッスンにどれくらい通えば上手くなれますか?」などなど。 こういった質問には、答…

20年以上音楽やってきてわかったこと

// ギターを始めて今年でたぶん24年ぐらいになりますが、わかってきたことを書いておきます。 ・好き/嫌いなんてすぐ変わる 長年やってると、大好きだったアーティストをいつの間にか聞かなくなったり、大嫌いだったアーティストの良さが分かってきたりし…

ベタなフレーズは「初心者向け」ではない

// アドリブでよく使われるベタなフレーズは、決して「初心者向け」というわけではありません。 また、ベタなフレーズを使っているからレベルが低いとか、個性がないといったことでもありません。 そもそもベタなフレーズというのは、説得力があり、しかも使…

アドリブ上達のコツは、手数ではなくひとつのフレーズをどれだけ使いまわせるか

// アドリブ初心者から中級者は、アドリブを手数で乗り切ろうとしてしまいます。 そのため、やたら多くのフレーズを覚え、それらをどんどん投入していきます。 そうすると何となくよく弾けているような気になりますが、録音したものを聞いてみると、各フレー…

初心者にありがちなグルーヴの勘違い グルーヴとパターンは違う

// 前回の続きです。 k-yahata.hatenablog.com 初心者のうちはグルーヴというものがなかなか分からなかったりします。 既に感じているはずなのですが、それを整理して頭で理解しようとするからでしょう。 そうして、楽器をはじめて間もない人(といっても1…

グルーヴの基準 グルーヴというものががいまいち分からない人へ

// 「グルーヴ」というものがいまいちわからないという人もいると思います。 そこで、「グルーヴ」の基準についてご説明してみたいと思います。 その前に、間違った認識について。 日本では、どうやら「タイムがかっちりしている演奏」=グルーヴがあると捉…

ジャズもアレだけどロックはロックで頭固いなと改めて思った

// 個人的にはジャズミュージシャンのアレな部分がいつも気になって仕方なく、このブログでもよく批判的に取り上げていますが、ロックはロックで結構頭固いなとも思います。 例えば、エアロスミスのWalk This Wayという楽曲。 元々はエアロスミスの楽曲です…

グルーヴの仕組み 全員が絶対的なタイムに合わせて演奏するとつまらなくなる理由

// アンサンブルで、個々のプレイヤーが絶対的なタイムに合わせようとすると、演奏が堅くつまらないものになっていきます。 一方、それぞれのタイムがかなりずれているアンサンブルの方がグルーヴしていることが多いです。 なぜそうなるのでしょうか? 本来…

リーディング(読譜)練習をする際、やってはいけないこと

// 譜面を読む練習(以下、リーディング)をする際、多くの方は無意識的にやってはいけないことをやってしまっています。 それは、"止まる"ことです。 まずリーディング練習の目標を確認しましょう。 リーディング練習の目標は、ミスをしないことではありませ…

「誰々に認められること」がモチベーションだと後々疲れる

// 音楽にしろなんにしろ、目標やモチベーションが重要である事は言うまでもありません。 しかし、ほとんどの場合「その後」のことについては全く言及されていません。 ただただ「モチベーションを上げよう」とか、「目標達成のために」といったメソッドやマ…

芸能人のサインをたくさん貼っているラーメン屋になりたくない

// 昔から、芸能人のサインをたくさん貼っているラーメン屋(その他お店)が嫌いです。 この店は一般のお客さんと芸能人を区別しているんだと思うといい気分がしないからです。 ああいうのを見るたび、自分が経営者だったら芸能人が来ても絶対にサインは求め…

腕が疲れる=間違ったフォームではない

// 僕は脱力を推奨していますが、だからといって疲れる=全て間違っているとは考えていません。 重要なのは、疲労の種類を見分けることです。 例えば、フォームをがらりと変えたとき、今まで全く使っていなかった筋肉を使うようになる場合があります。 その…

アドリブのエンディングをドラマーに伝えるタイミングは?

// 僕はアドリブにおいては、ドラマーとどう付き合うか、ドラマーをどうコントロールするかが勝負だと思っています。 というのは、ドラムという楽器がアンサンブル全体をコントロールしている指揮者だからです。 エンディングが成功するかどうかも、そのドラ…

アドリブでエンディングが伝わらないのは、人を無視して記号を弾いているから

// アドリブを教えていると、ほぼ全員エンディングがきちんと作れないということがわかってきました。 なので、僕のレッスンでは割と早い段階からエンディングが出せるように訓練します。 曲を始めるのは、最悪カウントでもできますがエンディングには多少の…

「間違っていた」と言える充実感

// 日本人は、「間違いたくない病」を誰しも持っています。 より正確に言うと、「間違いを認め、訂正したくない病」でしょうか。 間違いを認めたら負け、訂正は敗者の証だという気風がどこか社会に蔓延している気がします。 しかし、実際に散々間違ったこと…

わからないことをいくら考えても”今”はわからない

// わからないことがあり、それについて検索などをして情報収集するときに、つい忘れてしまうことがあります。 それは、"今"わからない事は、どれだけ情報を収集しても"今"はわからないしできないということです。 例えば、ジャズのアドリブがわからないとし…

コンテンツの無料化に未来があるとは思えない

// 昨日の続きです。 k-yahata.hatenablog.com 昨今はコンテンツの無料化が著しく、無料コンテンツを持たない作品やアーティスト、企業などは、時代遅れどころか、何でも金を取ろうとする悪しき存在と思われてしまいます。 そうした流れの中で、僕も様々な形…

無料と言うエゴ

// 今年に入ってから、メールでの相談なども有料化し、無料で何かに対応するということを基本的にやめました。 有料化することで、配慮のない方からの連絡を退けたり、質問者がこちらの提案に対して真摯に向き合っていくれることを促すという意味もあります…