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ギター教室 横浜 八幡謙介ギター教室講師のブログ

ギター講師八幡謙介のギター、音楽感をつづるブログ

アーティスト活動は命をかけたサバイバルなのに道を選んでどうするの?

// アーティスト活動は、文字通り命がけのサバイバルです。 特に、30過ぎたら「見切りをつけて就職」が困難になるので、誇張ではなく本当に命がかかっていることを実感します。 さて、そうしたサバイバルに身を置いているにもかかわらず、いつまでも進む道を…

本質に到達しているからこそ些末な要素に気を配るべきである

// 自省のため、僕が長年犯していた勘違いを書いておきます。 僕はある時期から、「本質さえ掴んでいればそれ以外はどうでもいい」と考えるようになりました。 それは、中身がないのに表面だけでうまくやっている(ように見える)人たちへの反感や怒り、そし…

本、ブログ、動画、それぞれの反応の違い

// これまで、本(紙、電子書籍) 、ブログ、動画( YouTube無料動画、市販DVD) 等でコンテンツを作ってきましたが、それぞれの性質がやっと見えてきたのでまとめておきます。 本 紙、電子書籍共にじっくり内容を読んでもらえます。 その分、いい加減なものや…

日本人にとってブルースは弾けてないことを認識するためにやるもの

// 西洋、特にアメリカでは、ブルースは常に敬意を持って扱われます。 どんなテクニカル志向のミュージシャンでも、ブルースをバカにしたり軽視するような発言はしません。 シュレッドギタリストや、コンテンポラリージャズの最先端のプレイヤーでも、話した…

YouTubeのレッスン動画を削除しました。今後レッスン動画をUPすることはありません

// ここ1、2年ほど、時折YouTubeにレッスン動画をアップしてきました。 もともとは、教則本やDVDとの兼ね合いからレッスン動画はアップしていなかったのですが、何事も実際に試さないと気がすまないので、試しにレッスン動画を撮っていくことにしました。 そ…

ブルースはミュージシャンとしての自分を測る基準になる

// ブルースという音楽は不思議な音楽です。 アドリブを勉強する際に、一番最初に学ぶのはブルースです。 なぜなら簡単でとっつきやすいからです。 早い人なら、半年から一年もやれば「じゃあもう少し複雑なものを」と先に進むでしょう。 また、そうなったと…

楽器を弾いていて痛みが出たらそれが「答え」なので、後は簡単

// 楽器を弾いていて、どこかが痛くなったとします。 その痛みは、自分がやってきたことのひとつの「答え」です。 もちろんそれは、何かが間違っていたという意味です。 さて、日本人は失敗恐怖症ですから「自分のやっていたこと間違っていた」とわかると必…

音楽教室はヒントを見つけるために通うもの

// よく言われることですが、教室に通ったから上達するわけではありません。 また、先生が生徒を上達させることもできません。 教室に通おうが通うまいが、結局上達するのは自分の努力次第です。 ではなぜ教室があるのかというと、ヒントを与える(もらう)…

「どれくらいやればいいか」を訊いてくる人の心理

// ギターを教えていると時々、「どれくらいやればいいか」と訊かれます。 「1日何時間ぐらい練習すればいいですか?」「これを何ヶ月やればできるようになりますか?」「レッスンにどれくらい通えば上手くなれますか?」などなど。 こういった質問には、答…

20年以上音楽やってきてわかったこと

// ギターを始めて今年でたぶん24年ぐらいになりますが、わかってきたことを書いておきます。 ・好き/嫌いなんてすぐ変わる 長年やってると、大好きだったアーティストをいつの間にか聞かなくなったり、大嫌いだったアーティストの良さが分かってきたりし…

ベタなフレーズは「初心者向け」ではない

// アドリブでよく使われるベタなフレーズは、決して「初心者向け」というわけではありません。 また、ベタなフレーズを使っているからレベルが低いとか、個性がないといったことでもありません。 そもそもベタなフレーズというのは、説得力があり、しかも使…

アドリブ上達のコツは、手数ではなくひとつのフレーズをどれだけ使いまわせるか

// アドリブ初心者から中級者は、アドリブを手数で乗り切ろうとしてしまいます。 そのため、やたら多くのフレーズを覚え、それらをどんどん投入していきます。 そうすると何となくよく弾けているような気になりますが、録音したものを聞いてみると、各フレー…

初心者にありがちなグルーヴの勘違い グルーヴとパターンは違う

// 前回の続きです。 k-yahata.hatenablog.com 初心者のうちはグルーヴというものがなかなか分からなかったりします。 既に感じているはずなのですが、それを整理して頭で理解しようとするからでしょう。 そうして、楽器をはじめて間もない人(といっても1…

グルーヴの基準 グルーヴというものががいまいち分からない人へ

// 「グルーヴ」というものがいまいちわからないという人もいると思います。 そこで、「グルーヴ」の基準についてご説明してみたいと思います。 その前に、間違った認識について。 日本では、どうやら「タイムがかっちりしている演奏」=グルーヴがあると捉…

ジャズもアレだけどロックはロックで頭固いなと改めて思った

// 個人的にはジャズミュージシャンのアレな部分がいつも気になって仕方なく、このブログでもよく批判的に取り上げていますが、ロックはロックで結構頭固いなとも思います。 例えば、エアロスミスのWalk This Wayという楽曲。 元々はエアロスミスの楽曲です…

グルーヴの仕組み 全員が絶対的なタイムに合わせて演奏するとつまらなくなる理由

// アンサンブルで、個々のプレイヤーが絶対的なタイムに合わせようとすると、演奏が堅くつまらないものになっていきます。 一方、それぞれのタイムがかなりずれているアンサンブルの方がグルーヴしていることが多いです。 なぜそうなるのでしょうか? 本来…

リーディング(読譜)練習をする際、やってはいけないこと

// 譜面を読む練習(以下、リーディング)をする際、多くの方は無意識的にやってはいけないことをやってしまっています。 それは、"止まる"ことです。 まずリーディング練習の目標を確認しましょう。 リーディング練習の目標は、ミスをしないことではありませ…

「誰々に認められること」がモチベーションだと後々疲れる

// 音楽にしろなんにしろ、目標やモチベーションが重要である事は言うまでもありません。 しかし、ほとんどの場合「その後」のことについては全く言及されていません。 ただただ「モチベーションを上げよう」とか、「目標達成のために」といったメソッドやマ…

芸能人のサインをたくさん貼っているラーメン屋になりたくない

// 昔から、芸能人のサインをたくさん貼っているラーメン屋(その他お店)が嫌いです。 この店は一般のお客さんと芸能人を区別しているんだと思うといい気分がしないからです。 ああいうのを見るたび、自分が経営者だったら芸能人が来ても絶対にサインは求め…

腕が疲れる=間違ったフォームではない

// 僕は脱力を推奨していますが、だからといって疲れる=全て間違っているとは考えていません。 重要なのは、疲労の種類を見分けることです。 例えば、フォームをがらりと変えたとき、今まで全く使っていなかった筋肉を使うようになる場合があります。 その…

アドリブのエンディングをドラマーに伝えるタイミングは?

// 僕はアドリブにおいては、ドラマーとどう付き合うか、ドラマーをどうコントロールするかが勝負だと思っています。 というのは、ドラムという楽器がアンサンブル全体をコントロールしている指揮者だからです。 エンディングが成功するかどうかも、そのドラ…

アドリブでエンディングが伝わらないのは、人を無視して記号を弾いているから

// アドリブを教えていると、ほぼ全員エンディングがきちんと作れないということがわかってきました。 なので、僕のレッスンでは割と早い段階からエンディングが出せるように訓練します。 曲を始めるのは、最悪カウントでもできますがエンディングには多少の…

「間違っていた」と言える充実感

// 日本人は、「間違いたくない病」を誰しも持っています。 より正確に言うと、「間違いを認め、訂正したくない病」でしょうか。 間違いを認めたら負け、訂正は敗者の証だという気風がどこか社会に蔓延している気がします。 しかし、実際に散々間違ったこと…

わからないことをいくら考えても”今”はわからない

// わからないことがあり、それについて検索などをして情報収集するときに、つい忘れてしまうことがあります。 それは、"今"わからない事は、どれだけ情報を収集しても"今"はわからないしできないということです。 例えば、ジャズのアドリブがわからないとし…

コンテンツの無料化に未来があるとは思えない

// 昨日の続きです。 k-yahata.hatenablog.com 昨今はコンテンツの無料化が著しく、無料コンテンツを持たない作品やアーティスト、企業などは、時代遅れどころか、何でも金を取ろうとする悪しき存在と思われてしまいます。 そうした流れの中で、僕も様々な形…

無料と言うエゴ

// 今年に入ってから、メールでの相談なども有料化し、無料で何かに対応するということを基本的にやめました。 有料化することで、配慮のない方からの連絡を退けたり、質問者がこちらの提案に対して真摯に向き合っていくれることを促すという意味もあります…

アーティストのSNSから人間が見えてくると俄然興味が湧いてくる

// アーティスト(志望)の方は、 SNSを駆使して、どうにか自分や作品に興味を持ってもらおうと苦心していると思います。 とは言え、なかなか思い通りの結果にはならないはずです。 自分や自分の作品に興味を持ってもらうためには、どうすればいいのでしょう…

技術や理論だけでなく、楽曲そのものを理解するための時間を作ろう

// タチアナのギターを聞いていて、楽曲を理解するということの重要性を改めて考えています。 ジャズやロック、その他ポピュラーな音楽ジャンルでは、楽曲の構成や理論的分析、その楽曲を演奏するために必要な技術の訓練等は行いますが、「楽曲を理解するた…

ミュージシャンの動画について思うこと

// ミュージシャンの動画を時々見ますが、結構作り込んでいる人もいて感心させられます。 ただ、そういった作り込まれた動画を見ていると、残念に思えることが時々あります。 例えば、動画のオープニングをしっかりと作り、タイトルやちょっとしたアニメーシ…

中間的なグルーヴを知ろう グルーヴは0か1では捉えられない

// 音楽には様々なグルーヴが存在しますが、それらを0か1かで捉えている人は結構多いように思われます。 例えばスウィングなら、スイングしているかしていないか。 エイトビートならエイトビート(ストレート)か跳ねているか。 しかし、それらには中間的な…

習ったことを忘れてもいいというレッスン

// 僕の教室では、プリントなどは一切渡しません。 僕の市販の教則本は別として、それ以外にレッスン用に用意してあるプリント、ハンドアウト等は1枚もありません。 それは決してめんどくさいからということではなく、長年教えてきた経験からそうすることが…

タチアナ・リツコヴァ(Tatyana Ryzhkova)のギターが素晴らしい!

// 昨晩FBで流れてきたクラシックギターの演奏を聴いて、驚きました。 タチアナ・リツコヴァという女性クラシックギタリスト。 サイトには日本語表記もあります。 www.tatyana-ryzhkova.de 正直、『また”美人ギタリスト”かよ…。顔に騙されると思うなよ』と思…

とりあえずこれだけ聴いておけばジャズがなんとなく分かるというアルバム6選

// 「ジャズが聴いてみたいけど何を聴いたらいいのか分からない」 というご相談がけっこう寄せられます。 また、名前だけ知ってるからとマイルスのちょっと難しいアルバムを最初に聴いてしまった結果、ジャズに拒否反応を持ってしまう人もいます。 最初に何…

動画やブログのPVなどを水増しするべきではない理由

// 動画やブログのPVなどを自分で水増しする人は一定数いると思います。 理由はわからなくもありません。 例えば動画のPVを水増ししておけば、人が見たときに「あ、この動画は人気があるんだ」と思い、最後まで目を通してくれる可能性が高くなります。 検索…

無名のアーティストこそSNSで政治をするべきではない理由

// 無名のアーティスト、これから活躍していこうとするアーティストにとって、SNSは絶対に欠かせないツールです。 多くのアーティストは、すでにSNSを最大限に活用して活動の場を広げようとしているはずです。 あなたはSNSをこんなふうに利用していませんか…

歌詞や文章を心に引っかかるものにするためのコツ

// 先日の記事の続きです。 k-yahata.hatenablog.com 他人の心に引っかかる歌詞や文章とはどういったものでしょうか。 またそれらを他人の心に意図的に引っ掛けるコツなどはあるのでしょうか。 実は、あります。 ポイントはふたつ。 ひとつは、誰も知らない…

シンガーソングライターに多い日常系の歌詞について考えてみた

// シンガーソングライターの楽曲で非常に多いのが「半径◯メートルの小さな日常を歌にしました」といった、日常系の歌詞。 そういった歌詞を聴いていると、心に引っかかるものと、そうでないものがあります。 前者の方が圧倒的に少ないと言えるでしょう。 そ…

目標ってそんなに大事か

// 新年あけましておめでとうございます。 楽器をやっている方、何かを目指している方は、新年に当たって何らかの目標を立てていることだと思います。 僕も長年そういったことをしてきました。 しかし、改めて考えてみると、目標ってそんなに大事か?と思い…

長時間の練習は無駄でしかない

// 時々このブログでも書いていますが、僕は長時間の練習には反対です。 というのは、実際に長時間練習して得られるものがほとんどなかったからです。 それどころか、筋肉の疲労や、余計なイライラなど、マイナスの方が多く感じられます。 長時間がどれくら…

やはり自分が思う好きとか嫌いなんて当てにならない

// 年末年始はブログを休止すると告知しましたが、書きたいことがあるのでやっぱり続けます。 以前、こういう記事を書きました。 k-yahata.hatenablog.com 改めてそう思うことがあったので書いておきます。 僕はイングヴェイが大好きなのですが、どうも彼の…

クラシックの楽しみ方

// 僕も一応クラシックは聴きます。 といっても、ベートーベン、モーツアルト、ショパンなどベタなものばかりですが。 先日久々にクラシックをいくつか聴いて、やっぱり凄いなとしみじみ感動していました。 では、何が凄いのか? 【広告】 // クラシックの凄…

SNSを続けることでアーティスト活動の指針が見えてくる

// 先日の記事の続き。 k-yahata.hatenablog.com 宣伝や告知に終始せず、SNSで自分の意見を発信し続けることで、アーティスト活動の指針がある程度見えてきます。 分かりやすく言うと、他人が自分のどこに食いついてくれるかが見えてくるということです。 例…

アーティスト活動とSNS 個人で活動するアーティストはSNSをどう活用するべきか

// 音楽や創作などをしているアーティスト(無名、アマチュア問わず)は、ほぼ皆SNSをやっていると思います。 まあ、そこしかプロモーションの活路がないですからね。 ではそれらをどう活用しているかというと、個人個人で使い方は全く違うでしょう。 僕はこ…

ミュージシャンを長く続けられる人、続けられない人

// ミュージシャン(この場合はプレイヤー)を長く続けられる人とはどんな人でしょうか? 上手い人? 人前に出るのが好きな人? 情熱がある人? 僕が思うに、ミュージシャンを長く続けられる人は、どんな曲でも、何度やっても楽しく弾ける人だと思います。 …

アドリブの練習で忘れてはならないこと 引きこもり演奏にならないために

// アドリブの練習や訓練法などは色々ありますが、どれを見ても一番大事な要素が抜け落ちていることに気づきます。 それを弾いたら他人がどう感じるのかという点です。 他人とはもちろん観客のこともありますが、アドリブの場合は共演者である他のミュージシ…

活動を一度全部辞めてみるという選択 辞めないと分からないこともたくさんある

// 御存知のように、僕はかれこれ5、6年音楽活動をしていません。 最低でも丸4年は一度も外でライブやセッションを行っていません(教室でのセッションは別)。 ではこの5、6年は僕にとってブランクなのか、空白なのかというとそうではありません。 む…

芸術は弱いという認識を持つことでその扱い方が見えてくる

// いきなりですが、芸術って強いと思いますか? それとも弱いと思いますか? アーティスト(志望)の方は「強い」と答えるかもしれません。 あるいはそうあるべき、そうありたいという願望があるのかもしれません。 しかし、僕は芸術は弱いと思います。 そ…

馴染みのない音楽ジャンルでこれだけはおさえておけばいいというアーティストを挙げてみる2

// 前回わりと好評だったようなので第二弾です。 前回の記事はこちら。 k-yahata.hatenablog.com 例によって音楽好きは知ってるものばかりです。 アメリカンポップス カーペンターズ カーペンターズ - Wikipedia 青春の輝き?ヴェリー・ベスト・オブ・カーペ…

視野を広げると意識が変わって演奏にも影響する

// ある程度弾けるようになってライブもこなしているけど、ちょっとマンネリ気味になっているという人は、演奏中の視野について考えてみるといいでしょう。 文字通り、演奏中に自分がどこを見ているか、何を見ているかです。 自分の楽器を見ながらずっと弾い…

歳とると古いものが好きになったり同じものしか聴かないのは、形式ではなく伝わってくるものを聴いているから

// 前回、作品から何が伝わってくるかを聴こう、と述べました。 k-yahata.hatenablog.com 若い人はピンと来ないでしょうが、歳とってくるとだんだんわかってきます。 まず、形式とかがどうでもよくなってきます。 若いうちは本質が見えないから、その表面を…