八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介が音楽やギターについてつづるブログ

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フォーム、脱力、楽器の身体操作

3FWTには腱鞘炎予防と演奏性向上が折り込み済み、だから効果がある

9年ほど前に出版した「ギタリスト身体論」で、「3FWT(3 finger with thumb)」というフィンガリングのフォームを提唱しました。 ギタリスト身体論 ー達人に学ぶ脱力奏法ー 作者: 八幡謙介 出版社/メーカー: 中央アート出版社 発売日: 2009/10/02 メディア: …

ギターのピッキングで素振りすることは大事だけど、そればっかりでは実際弦に当てたときに使えない

ピッキングフォームをつくっていったり矯正するとき、弦に当てずに素振りすることはとても有効な練習方法です。 弦に当てる、ちゃんとフレーズを弾く、いい音を出す、タイムに合わせるといった複合的な要素を一端排除し、純粋に腕の運動だけに特化し訓練する…

ギターのフォームを変えるならそのフォームを習得している人に週一でチェックしてもらうのがベスト

ギターのフォームに悩み、思い切って変えていこうとしている人はかなりいると思います。 その際に重要なことは、まず目指すフォームについてきちんと理解している人に教わることです。 「そのフォームで弾いている人」ではなく、「そのフォームをきちんと理…

ピッキングは完成したが親指のリハビリが長引きそう…

ピッキングが完成し、ピッキング研究は完全に終わったのですが、一つ問題が。 これまでいろんなピッキングを試しすぎて親指がちょっと馬鹿になってしまいました。

ピッキングフォームが完成したらピッキング能力がいっぺんガタっと落ちた

ある程度ギターをやっている人ならわかると思いますが、フォームを変えるとプレイの能力が一度ガタっと落ちます。 それはそのフォームがダメなのではなく、今までやっていたことをリセットする過程で体や頭が混乱するからです。 それでもフォームを変えるの…

ピッキング研究が終わったら熱が出た

先日、3年半にわたるピッキング研究が終わったと宣言しましたが、その翌日から謎の疲労が出て、熱が出ましたw 風邪っぽいんですが、風邪の心当たりがどこにもないので、たぶん、安心したことで知恵熱みたいなものが出たんでしょう。 それと同時に、近年味…

新しいピッキングが好評

先日ようやく完成した新しいピッキングをレッスンで教え始めていますが、かなり好評です。 全員が口を揃えていうのが「音がでかくなった」。 もちろん強く弾いているのではなく、このフォームに変えた途端にそうなるのです。 自分だけじゃなく、初心者でもあ…

新しいピッキングが完成し、ピッキング研究がついに終わりました

先日もちらっと書きましたが、2015年3月からはじめたピッキング研究がついに終わりました。 最後の1ピースをずっと1年ぐらい探していたのですが、ようやく先日それが見つかり、全てが完璧にはまったという確信を持てました。 少し前までは、きっとこ…

3年半かけてギターのピッキングにおける大発見をした

ピッキング研究がもう3年半になりますが、先日びっくりするぐらいの大発見をしました。 レッスンで教えている通り、もうほぼ完成していたのですが、個人的に不満な箇所があり、ずっとそれについて考えたり試したりしていて、一応ぼんやりとした結論は出した…

フォームは自然に変化する 常に自分のフォームをチェックする習慣をつけよう

僕は常にギターの演奏フォームに格別の注意をはらっていますが、それでも気がついたらファームが変わっていることが時々あります。 つい最近もなぜか弾けることが弾けなくなってきていて、フォームを再点検したら崩れていました。 なぜそうなったのかは全く…

ピックの運動線=ピッキングの速さではないということが分かってきた

ピッキング研究を続けていて、ある時期からピックの運動線に着目するようになったのですが、当初は運動線とピッキングの速さがイコールすると思っていました。 例えばこう考えてみてください。 川があります。 こちら側から船で出発して向こう側に渡りたい。…

エレキギターとアポヤンド奏法

アポヤンド奏法というものをご存じでしょうか? クラシックギターの奏法で、ある弦を弾いたら指を次の弦で止める奏法です。 例えば1弦を弾いたらその直後指が2弦にくっついて止まっているという状態。 実はこれはエレキギターでも使えます。 ただし、クラ…

ギターのピッキングにおける手首の役割

3年ほどピッキングの研究をしてきて(今も継続中)、ピッキングにおける手首の役割がようやくはっきりと見えてきました。 一般的には手首はぶらぶらに脱力することが望ましいとされており、僕もギタリスト身体論にそう書きましたが、ロックに最適なピッキン…

ギターの演奏でタイムがずれるのは体感と運動が一致していないから

こちらの記事はあくまでジャストで弾きたい人や、ジャストで弾かないといけない場合についてのアドヴァイスです。 僕個人もジャストは推奨していませんし、タイムがずれることは何の問題もないと考えます。 ただ、どうしてもジャストを目指さないといけない…

新しいフォームでイングヴェイのTrilogy Suit OP5を弾いてみた

新しいフォームがほぼ完成したので、イングヴェイ(Yngwei Malmsteen)のトリロジーという曲を弾いてみました。 教室の生徒さんは知ってる例のあのフォームです。 www.youtube.com フォームを微調整しながらジャスト目で弾いたり突っ込んだりしてみたんです…

エレキギターで低音弦のキザミはできるけどコードとの複合が苦手な方へのアドバイス

メタルやハードロックのキザミ(例えば6弦をミュートしてずっと8分や16分で弾く)はできるけど、そこにパワーコードやもう少し大きなコードが組み合わさると苦手という方もいると思います。 X JapanのSilent Jearousyや、METALLICAのBATTERYのリフのよう…

ギターを弾く際、前腕が回転していることと前腕の回転でピッキングすることは違う

ギターのピッキングやカッティングにおいて、「前腕の回転」はかなり浸透していると思います。 ただ、前腕が回転していることと、前腕の回転でピッキングすることは違います。 ここがわかっていない人がかなり多いようです。 前腕が回転していたとしても、手…

ギターのピッキングで手首を多用するとピックがずれる

これまで、ピックのズレに対する相談はたくさんありましたが、ズレる原因についてはあまり考えてきませんでした。 というか、原因はわからないものだと思っていました。 しかしどうやら、ピックがズレる原因は手首を多用しているからだということがわかって…

物理的合理性と身体的合理性

僕はギターの合理的な奏法を研究していますが、最近改めて物理的合理性と身体的合理性について考えています。 物理的合理性とは、速く弾くために距離を短くする、といったことに代表される考え方、弾き方です。 一方、身体的合理性とは、自分の体にとって合…

ギターのピッキング(カッティング)で「手首のスナップ」を使っても曖昧な運動にしかならない

ギターを弾く人なら「手首のスナップ」という言葉を必ず耳にしているはずです。 手首のスナップを効かせたピッキングやカッティングを練習・実践していたり、そういった奏法を教えている人もいるでしょう。 僕自身は「ギタリスト身体論」を書く際、この表現…

身体操作は必然を探り当てるために研究するものであり、自己流を構築するために存在するのではない

年々、ギターやその他楽器を演奏するための身体操作がテーマの書籍やブログを目にすることが増えてきましたが、ほとんどのものはちょっと目を通してすぐにがっかりしてしまいます。 なぜかというと、持論しか書いていないからです。 自分は前腕をこう使う、…

速弾き練習でゆっくりから弾かないといけない理由

速弾き練習でよく「ゆっくりから弾く」とレクチャーされたりします これについてはいろんな解説があるでしょうし、僕も以前何度かブログに書いたと思います。改めてもう一つゆっくりから弾かないといけない理由を述べておきたいと思います。 フォームが未完…

ギターを弾くために必要な筋肉はしっかり鍛えないといけない

僕はずっと脱力を提唱してきていますが、筋肉を鍛えることを否定しているわけではありません。拙著「ギタリスト身体論」にも書いていますが、必要な筋肉はちゃんと使わないとギターを弾くことはできません。そして、その必要な筋肉が不足している場合はきち…

力強く脱力したギターのピッキングを習得するにはハードロック・メタルのキザミ(リフ)が最適

2年半以上続いているピッキング研究が大詰めに入り、今は低音弦のキザミの時に腕をどう使うかを研究しています。 言うまでもなく、低音弦は弦が太いので、ピックの持ち方や腕の振りが中途半端だと引っかかってしまいます。かといって、ピックをぎゅっと握り…

楽器の身体操作で、歴の浅い人が勘違いしていること

楽器の演奏における身体操作について、歴の浅い人が勘違いしていることがあります。 それは、一度できるようになった事はその後ずっとできている、という思い込みです。 例えば、前腕の回転という動きで見てみましょう。 前腕の回転がまだ使えない人は、「で…

フォームを教えることの難しさ 合理性だけでは楽器を演奏するフォームは決められない

フォームを教える時いつも難しいなと感じるのは、やりたいことによって正解が不正解になったり、複数答えが存在することです。 その中でひとつ基準になる点は合理的な身体操作ですが、それさえも不正解になるケースがあります。 例えば、カッティングをする…

ギターの演奏フォームは主観と客観の両方を同時にチェックしたほうがいい

当ブログをご覧の方は少なからずフォームに興味があると思います。 どんなフォームを採用するかはさておき、フォームをチェックする方法は大きく分けて二通りあると思います。 ひとつは主観。 これは自分の手を自分で見るということで、フォームをチェックす…

ミュージシャンはマウスで腕に負担をかけないためにゲーミングマウスを使ってみては?

昨日のこちらの記事が割と反響があったので、マウス操作で腕を酷使しないために僕がやっている工夫を書いておきます。 k-yahata.hatenablog.com 結論から言うと、ゲーミングマウスの各ボタンにショートカットキーを割り当て、マウスを動かす頻度を少なくする…

ミュージシャンは意外とマウス操作でダメージ食ってると思う

僕もそうなんですが、意外とマウス操作で腕にダメージを持っているミュージシャンの人は多いような気がします。 といっても、腱鞘炎やはっきりと感覚できる疲労ではなく、自分ではわからないレベルで疲れている、気づかないうちに筋肉を酷使しているというケ…

身体操作は「できた」か「できない」かではかるものではない

身体操作またはそれに準じたトピックについて、「できた」「できない」の二元論で語っている人がよくいます。 これは大きな間違いです。 何が間違いかというと、一度「できた」ならそこで完成だと思っている点です。 例えば、エレキギターのピッキングでよく…