八幡謙介ギター・音楽教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介が音楽やギターについてつづるブログ

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フォーム、脱力、楽器の身体操作

ピッキングに必要な筋肉が少しずつついてきた

ご存じの通り僕は脱力論者ですが、ピッキングをつきつめていくと、どうしてもここだけは筋力が必要だという箇所がいくつか見えてきました。 以前はそこも脱力しようとしていたので他の箇所の動きとうまくかみ合わなかったのですが、筋肉をしっかりと使うとす…

ピッキング研究で改めてわかったこと

4年ほどピッキングを研究してきて、改めてわかったことは、フォームはパッケージで捉えないといけないということです。 パッケージで捉えるとは、親指や手首などパーツパーツで捉えるのではなく、腕全体のつながりで ピッキングをつくるということです。 例…

ピッキングの微調整が終わった

2015年からはじめたピッキング研究が2018年中頃に完成し、その後ずっと微調整してきましたが、ようやくそれも終わり、新しいピッキングが完成しました。 ずっと最後の2%ぐらいを模索していたのですが、それも理論化できたので、これで100%です…

突然ピッキングがスランプに陥り、一日で直したら新しい感覚が芽生えた

先日、突然ピッキングがスランプに陥りました。 いつもの動きができない、いつも弾いてるフレーズが弾けない、腕が重い、以前解決した問題がぶりかえす…… パニックになり、今までに研究し、答えを出してきた理論や法則を総動員し、どうにか一日で直しました…

ギターのピッキングにおけるミュートと、ピックが描く軌跡の関係性

以前からずっと考えてきた課題のひとつ、ミュートする/しないときのピックが描く軌跡について、ようやく答えが出ました。 僕の新しいピッキングは基本いつでもどの弦でもミュートできるようなフォームを採用しているのですが(動画に出ているのは全て古いの…

ギターの運指で、押弦した後に指を上げるのは間違い

ギターを弾くとき、弦を押さえた後、みなさんはどうしていますか? おそらく多くの人は弦を押さえた指を上げていると思います。 しかしこれが間違いなのです。 なぜかというと、指を上げると弦から指が離れすぎてしまったり、逆に力んだりするからです。 ま…

ギターのピッキングで親指をよく使う人は他の指の脱力を意識してみよう

最近、ピッキングで使っていない指(中指~小指)についてあれこれ試しています。 そこでわかってきたことが、中指~小指の脱力が微細ながら親指に影響するということです。 例えば親指の屈伸を多用する人、また教室で採用している親指を○○するフォーム(企…

親指のリハビリをしていたら問題は人差し指にあるとわかった

ピッキング研究が終わり、肩から指先までの使い方に一応は完全に答えが出ました。 その後ピッキング研究の過程で親指がなんか変なことになっていると気づき、リハビリをしてきたのですが、どうやら親指ではなく人差し指に問題があると分かりました。 新しい…

3FWTには腱鞘炎予防と演奏性向上が折り込み済み、だから効果がある

9年ほど前に出版した「ギタリスト身体論」で、「3FWT(3 finger with thumb)」というフィンガリングのフォームを提唱しました。 ギタリスト身体論 ー達人に学ぶ脱力奏法ー 作者: 八幡謙介 出版社/メーカー: 中央アート出版社 発売日: 2009/10/02 メディア: …

ギターのピッキングで素振りすることは大事だけど、そればっかりでは実際弦に当てたときに使えない

ピッキングフォームをつくっていったり矯正するとき、弦に当てずに素振りすることはとても有効な練習方法です。 弦に当てる、ちゃんとフレーズを弾く、いい音を出す、タイムに合わせるといった複合的な要素を一端排除し、純粋に腕の運動だけに特化し訓練する…

ギターのフォームを変えるならそのフォームを習得している人に週一でチェックしてもらうのがベスト

ギターのフォームに悩み、思い切って変えていこうとしている人はかなりいると思います。 その際に重要なことは、まず目指すフォームについてきちんと理解している人に教わることです。 「そのフォームで弾いている人」ではなく、「そのフォームをきちんと理…

ピッキングは完成したが親指のリハビリが長引きそう…

ピッキングが完成し、ピッキング研究は完全に終わったのですが、一つ問題が。 これまでいろんなピッキングを試しすぎて親指がちょっと馬鹿になってしまいました。

ピッキングフォームが完成したらピッキング能力がいっぺんガタっと落ちた

ある程度ギターをやっている人ならわかると思いますが、フォームを変えるとプレイの能力が一度ガタっと落ちます。 それはそのフォームがダメなのではなく、今までやっていたことをリセットする過程で体や頭が混乱するからです。 それでもフォームを変えるの…

ピッキング研究が終わったら熱が出た

先日、3年半にわたるピッキング研究が終わったと宣言しましたが、その翌日から謎の疲労が出て、熱が出ましたw 風邪っぽいんですが、風邪の心当たりがどこにもないので、たぶん、安心したことで知恵熱みたいなものが出たんでしょう。 それと同時に、近年味…

新しいピッキングが好評

先日ようやく完成した新しいピッキングをレッスンで教え始めていますが、かなり好評です。 全員が口を揃えていうのが「音がでかくなった」。 もちろん強く弾いているのではなく、このフォームに変えた途端にそうなるのです。 自分だけじゃなく、初心者でもあ…

新しいピッキングが完成し、ピッキング研究がついに終わりました

先日もちらっと書きましたが、2015年3月からはじめたピッキング研究がついに終わりました。 最後の1ピースをずっと1年ぐらい探していたのですが、ようやく先日それが見つかり、全てが完璧にはまったという確信を持てました。 少し前までは、きっとこ…

3年半かけてギターのピッキングにおける大発見をした

ピッキング研究がもう3年半になりますが、先日びっくりするぐらいの大発見をしました。 レッスンで教えている通り、もうほぼ完成していたのですが、個人的に不満な箇所があり、ずっとそれについて考えたり試したりしていて、一応ぼんやりとした結論は出した…

フォームは自然に変化する 常に自分のフォームをチェックする習慣をつけよう

僕は常にギターの演奏フォームに格別の注意をはらっていますが、それでも気がついたらファームが変わっていることが時々あります。 つい最近もなぜか弾けることが弾けなくなってきていて、フォームを再点検したら崩れていました。 なぜそうなったのかは全く…

ピックの運動線=ピッキングの速さではないということが分かってきた

ピッキング研究を続けていて、ある時期からピックの運動線に着目するようになったのですが、当初は運動線とピッキングの速さがイコールすると思っていました。 例えばこう考えてみてください。 川があります。 こちら側から船で出発して向こう側に渡りたい。…

エレキギターとアポヤンド奏法

アポヤンド奏法というものをご存じでしょうか? クラシックギターの奏法で、ある弦を弾いたら指を次の弦で止める奏法です。 例えば1弦を弾いたらその直後指が2弦にくっついて止まっているという状態。 実はこれはエレキギターでも使えます。 ただし、クラ…

ギターのピッキングにおける手首の役割

3年ほどピッキングの研究をしてきて(今も継続中)、ピッキングにおける手首の役割がようやくはっきりと見えてきました。 一般的には手首はぶらぶらに脱力することが望ましいとされており、僕もギタリスト身体論にそう書きましたが、ロックに最適なピッキン…

ギターの演奏でタイムがずれるのは体感と運動が一致していないから

こちらの記事はあくまでジャストで弾きたい人や、ジャストで弾かないといけない場合についてのアドヴァイスです。 僕個人もジャストは推奨していませんし、タイムがずれることは何の問題もないと考えます。 ただ、どうしてもジャストを目指さないといけない…

新しいフォームでイングヴェイのTrilogy Suit OP5を弾いてみた

新しいフォームがほぼ完成したので、イングヴェイ(Yngwei Malmsteen)のトリロジーという曲を弾いてみました。 教室の生徒さんは知ってる例のあのフォームです。 www.youtube.com フォームを微調整しながらジャスト目で弾いたり突っ込んだりしてみたんです…

エレキギターで低音弦のキザミはできるけどコードとの複合が苦手な方へのアドバイス

メタルやハードロックのキザミ(例えば6弦をミュートしてずっと8分や16分で弾く)はできるけど、そこにパワーコードやもう少し大きなコードが組み合わさると苦手という方もいると思います。 X JapanのSilent Jearousyや、METALLICAのBATTERYのリフのよう…

ギターを弾く際、前腕が回転していることと前腕の回転でピッキングすることは違う

ギターのピッキングやカッティングにおいて、「前腕の回転」はかなり浸透していると思います。 ただ、前腕が回転していることと、前腕の回転でピッキングすることは違います。 ここがわかっていない人がかなり多いようです。 前腕が回転していたとしても、手…

ギターのピッキングで手首を多用するとピックがずれる

これまで、ピックのズレに対する相談はたくさんありましたが、ズレる原因についてはあまり考えてきませんでした。 というか、原因はわからないものだと思っていました。 しかしどうやら、ピックがズレる原因は手首を多用しているからだということがわかって…

物理的合理性と身体的合理性

僕はギターの合理的な奏法を研究していますが、最近改めて物理的合理性と身体的合理性について考えています。 物理的合理性とは、速く弾くために距離を短くする、といったことに代表される考え方、弾き方です。 一方、身体的合理性とは、自分の体にとって合…

ギターのピッキング(カッティング)で「手首のスナップ」を使っても曖昧な運動にしかならない

ギターを弾く人なら「手首のスナップ」という言葉を必ず耳にしているはずです。 手首のスナップを効かせたピッキングやカッティングを練習・実践していたり、そういった奏法を教えている人もいるでしょう。 僕自身は「ギタリスト身体論」を書く際、この表現…

身体操作は必然を探り当てるために研究するものであり、自己流を構築するために存在するのではない

年々、ギターやその他楽器を演奏するための身体操作がテーマの書籍やブログを目にすることが増えてきましたが、ほとんどのものはちょっと目を通してすぐにがっかりしてしまいます。 なぜかというと、持論しか書いていないからです。 自分は前腕をこう使う、…

速弾き練習でゆっくりから弾かないといけない理由

速弾き練習でよく「ゆっくりから弾く」とレクチャーされたりします これについてはいろんな解説があるでしょうし、僕も以前何度かブログに書いたと思います。改めてもう一つゆっくりから弾かないといけない理由を述べておきたいと思います。 フォームが未完…