八幡謙介ギター・音楽教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介が音楽やギターについてつづるブログ

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コラム

ミュージシャンだけど実はライブの集団陶酔(いわゆる「一体感」)が苦手だ

実は僕、ライブの「一体感」というやつが苦手です。 みんなで合いの手を入れたり、かけ声をかけあったり、同じ動きをしたりするのがどうも気持ち悪くて若干引いてしまいます。 昔からそうでした。 恥ずかしいとか気後れするというわけではなく、無意識的に全…

ギタリスト身体論改訂版を校正中!

ツイッターでもお知らせしましたが、「ギタリスト身体論」改訂版を出すことになり、現在校正中です。 初版が2009年なのでちょうど10年目、増刷は5刷目です。 今回新たに電子化もされます。 校正に伴い6年ぶりぐらいに読み返してみると、行間から余計…

アーティストは20代で色々やって30代でそれらをゆっくり整理していくと色々楽になっていくと思う

僕の体験から言えることですが、アーティスト志望の人は20代で色々やっておき、30代に入ったらそれらをゆっくり整理していって、最終的に身の丈にあった活動におさめておくと色々楽になるのではないかと思います。 僕自身が完全にそのパターンを踏襲して…

響いてこない歌を歌う人に「この歌ってどういう歌ですか?」と質問すると、だいたい答えが返ってこない

教室に時折歌手の人が来られます。 歌を歌ってもらうと、大抵こちらに届かない、響かないので、そう感じると僕は必ず「この歌ってどういう歌ですか?」と質問します。 するとほぼ100%「え?……」と固まってしまい、答えが返ってきません。 中には「…じつ…

追い詰められて開花した能力は自分のためにならない

僕の世代は、「人は追い詰められれば能力が開く、だからだからぎりぎりまで追い詰めることが愛情」という考えが一般的でした。 もちろん、全ての指導者がそうだったわけではありませんが、上記のことは普通の指導風景としてまかり通っていました。 こういっ…

日本人と「ジャスト」 日本独特の「まずちゃんとジャストで」論は権威にすがって安心しようとする日本人の習性から来ている

日本では自己主張をしようとすると「まずちゃんとやってから」と強制的にブレーキをかけられることが多々あります。 確かに、まずちゃんとできることは大事です。 ただしその「ちゃんと」も度が過ぎると個性を潰してしまったり、やる気を削いでしまうことが…

結局、自分の仕事をきちんとやることが一番のプロモーションになる

これまでプロモーションについて色々考え、試してきましたが、結局自分の仕事をきちんとやることが一番のプロモーションになるということが分かってきました。 例えばキャンペーンなどをやると短期的に話題になることもありますが、キャンペーンが終わればま…

僕が極力ネットに依存しない理由 人気Youtuberラファエル氏のアカウントBAN騒動を見て

昨日、人気Youtuberのラファエルさんのアカウントが突然BANされたそうです。 理由はガイドラインに抵触している云々。 たぶん全部の動画がそうではなかったと思うのですが、動画は全て削除されたそうな。 怖いですねえ…… こういうことが予測されるから、ある…

コーネル・デュプリーのリーダー作「Doin' airight」を聴いて色々と考えさせられた

名サイドマンとして名高いコーネル・デュプリー(Cornell Dupree)というギタリストがいます。 コーネル・デュプリー - Wikipedia 一般的な知名度はあんまり高くなく、実は僕も数年前まで知りませんでした(音は聴いたことあるはずですが)。 ギタリスト同士…

NGT48 山口真帆(まほほん)はグループ内抗争に負けたがアイドルとしての闘争に勝利しつつある

NGT48の山口真帆さん(以下まほほん)が過激なファンから暴行に遭い、犯人は不起訴となり、運営にもきちんと対応してもらえなかった件で世間から同情をかっています。 彼女はグループ内抗争(対運営も含む)に負けたという見方が強いですが、視野を広げて…

今後確実に来るミュージシャンの仕事は……「ヴァーチャルミュージシャンの中の人」業だ!

2018年はヴァーチャルアイドル元年といってもよかったと思います。 しかしこれは始まりにすぎないでしょう。 今後はヴァーチャル○○が増加の一途をたどると思われます。 そして必ず出てくるのは……ヴァーチャルミュージシャンでしょう! 二次元のキャラク…

ジャズファンク入門としては最適なブルー・ミッチェル「Grafitti Blues」

ジャズファンクって何? なんかお洒落っぽいけどどこから入ったらいいのかわからない。 基準がわからない。

美空ひばりと他の歌手の圧倒的な違いは…

個人的に、美空ひばりは他の数多の歌手と完全に異質であると感じていましたが、最近ようやくそれがはっきりとわかってきました。 美空ひばりは歌とそこに関係する意識を全部自分の外に出して歌っています。 だから歌がとても大きく、逆に本人がとても軽く見…

5日間ギターの練習をやめてみた

2018年12月29日~2019年1月2日まで、5日間一切ギターを触らないとう実験をしていました。 普段から意識してオフを取るようにはしていたんですが、さすがに5日間も休めることはそうそうないので、この機会に実験してみることにしました。 初…

元日に立てる「今年の目標」は逆効果 正月ぐらい何も考えず遊び惚けていればいい

ミュージシャンを目指している人、楽器の上達を目指している人で、毎年新年に目標をきっちり立てているという人もいるでしょう。 実はそれが自分の上達を阻んでいる元凶かもしれないと考えたことはありますか? そもそも、自分自身の目標に期限をつける意味…

僕が自信を持ってジャズについて発信できるのは、あの人がいたから

2018年を振り返ってみると、ジャズらしい活動を一切していないのになぜかジャズミュージシャン(ジャズインストラクター)として認知された年となりました。 これまでにもジャズを習いに来た生徒さんはいるのはいたんですが、その総数を2018年で一気…

年末年始は思い切って楽器の練習を休んでみよう!

楽器を練習している皆さん、もしくはプロの皆さん、年末年始は思い切って練習をすぱっと休んでみてはいかがでしょうか? ご存じの方も多いでしょうが、僕は以前からミュージシャンにしっかりオフを取ることを推奨しています。 k-yahata.hatenablog.com 練習…

5G技術で音楽はこう変わる

現在5Gの規格化に向けて各国の企業が動いているそうですが、日本では2020年に実現する予定だそうです。 5Gになると一気に大容量のデータが転送できるようになるとのことですが、個人的に注目しているのは低遅延化です。 言い方を変えると低レイテンシー…

ミュージシャンだけど(だから)クリスマスソングが嫌いだ

私見ですが、ミュージシャンの中でクリスマスソングが嫌いだという人は多いのではないでしょうか? 僕もその一人です。 特に売れないジャズミュージシャンはクリスマスにたいていどこかのレストランかバーでBGMとして延々クリスマスソングを弾かされます。 …

アーティストを目指している人は、自分の専門分野を自分で決めない方がいい

アーティストを目指している人は、ある程度実力がついてきたら自分の売りや専門性を自分で決めて発信していくことが多いと思います。 特に現代はSNS時代ですから、「自分で決定」「自分から発信」というのは誰にでもできますし、そうするべきといった空気も…

J-POPの要素を凝縮した作品を聴きたければ、YUKIの「five-star」を聴こう

生徒さんから、「これ一枚でJ-POPの全てが詰まっているようなアルバムはありますか?」という質問を受け、僕は少し考えて、YUKIの「five-star」と答えました。 Single Collection "five-star" アーティスト: YUKI 出版社/メーカー: Epic Records Japan Inc. …

久々に安全地帯を聴いたらグルーヴのすごさにビビった

安全地帯って知ってますか? 安全な場所のことではなく、玉置浩二がやってた(今もあるはず)バンドです。 若い人はもう知らないでしょうが。 僕の教則本「ギタリストのためのハーモニー」では安全地帯の「ワインレッドの心」を題材として取り上げているので…

いくら楽器も身体操作だといっても、ミュージシャン経験がない人には結局実情はわからない

ある身体操作の専門家が、ミュージシャンを集めた講習で「腱鞘炎になる人はプロ失格」と言っていました。 その先生はミュージシャンでもなく、おそらく楽器もできない人です。 その人には元々興味はあったんですが、この言葉を聞いて心底がっかりしました(…

覚悟を示せば人は自然とついてくる

芸事やビジネス、レッスン業などであれこれ工夫してるのに、どうしても人がついてこない、集まらないというケースはよくあります。 これは、突き詰めれば覚悟の問題だといえるでしょう。 実績も実力も十分、宣伝もたっぷり打ったし、横のつながりも大事にし…

アメリカの音楽は実は保守的

アメリカのロックやポップスというと、常に斬新で新しいように思えますが、 実は結構保守的だったりします。 先日革新的なギターはアメリカ人ギタリストよりもヨーロッパから生まれると書きましたが、 k-yahata.hatenablog.com 音楽自体そういう傾向があるの…

創作は「伝わらない」を前提にしないと続かない。

音楽にしろ、小説やイラストにしろ、創作というものは基本的に「伝わらない」が大前提となります。 一生懸命やれば、熱い情熱を持って行えばきっと伝わる……というのは幻想です。 仮にそうした現象が起こったとしてもそれは偶然でしかありません。 また、「伝…

バンドだけどバンドに見えない現象

先日、芸能関係で裏方をしている生徒さんとある話題で盛り上がりました。 それは、バンドに見えない問題です。 例えば、あるソロ歌手とバックバンドがライブをしているとします。 ステージセットやパフォーマンスなど、一生懸命バンド感を出しているのはわか…

ベーシストが作曲、アレンジしたときにありがちなこと

音楽って一見どの楽器奏者がつくったかわからないようでいて、じつはけっこう特徴が出ていたりします。 今回はベーシストが作曲、アレンジしたときにありがちなことを書いてみます。 グリスのためのアレンジしてる ベーシストが作曲、アレンジすると、キメキ…

聴いておくべき現代ギタリスト3選

僕は職業柄いろんな音楽やギタリストをチェックしてますが、現時点で自信をもって「これは聴いておくべき!」と言えるギタリストをご紹介します。 タチアナ・リツコヴァ Tatyana Ryzhkova 僕のブログでも度々紹介しています。 k-yahata.hatenablog.com k-yah…

ギターなんかに生活を犠牲にできないのが普通の感覚だと久々に思い知った

先日ある生徒さんが教室を退会されました。 事前にちゃんと言ってくれたし、最後まで教室に来てくれたので円満な退会でした。 理由は生活が忙しくなってきて練習時間が取れなくなったから。 「まあそれじゃ仕方ないよね」と和やかに最後のレッスンを終えまし…