マーチン(Martin)のアコースティックギターが僕に語りかけてくること

いいギターは、必ず弾き手に語りかけてくる。 時に優しく、時に叱咤するように。 優しい女性のように囁いてくることもあれば、頑固親父のように怒鳴ってくる時もある。 マーチンのアコースティックギターは、間違いなく頑固親父だ。 先日も少し放っておいた…

ギターに張る弦の太さはギターに聞くのが一番

「ギターに張る弦のゲージは太いほうがいいのか、細いほうがいいのか?」といった質問を時々受けますが、結局はギターに聞いてみるのが一番良いと思います。 個人的には08を張って問題なければそのままにしますが、なんか合わないと思ったらひとつ太くしてみ…

歌詞の中のキーとなるワードでメロディーが上昇していると、相乗効果で楽曲が耳に残りやすくなるのではないか?

最近ふと気がついたことで、ちゃんと統計をとって調べたわけでは無いのですが。 ある曲を聴いていて、どうしても毎回もやっとしてしまう箇所があり、なんでかなと考えてみると、キーワードとなる歌詞の部分でメロディーが下がっていることが原因ではないかと…

ギターのサウンドはオケの中で作っていくのがベスト

このブログでも何度も書いていますが、ギターのサウンドは1人で作るよりもオケの中で作っていくと良い音になることが多いです。 バンドならリハーサルの時、DTMならオケを鳴らしながらその中でギターを弾いて音作りをしていきましょう。 そうすると自然とオ…

ギターのピッキングで親指を使っているのか人差し指を使っているのか把握できていますか?

ギターを弾く時、ほとんどの人はピックを親指と人差し指で持ってピッキングしていると思います。 この時、例えば「今前腕を使っている」「手首を使っている」といった事は比較的把握しやすいのですが、「親指を使っている」か「人差し指を使っている」かはな…

アーティストやクリエイターは主語から「自分」を除外すると必ずいい変化が訪れる

アーティストやクリエイターの人、これからそれらになりたい人は、自分が考えたり話したりする時、主語から「自分」を除外すると必ず良い意味での変化が訪れます。 多くの人、特にアマチュアはパフォーマンスや創作を準備する段階で、主語が「自分」になって…

ジャズの初心者がヴォーカルジャズを聴くときの注意点

ロックやポップスをずっと聞いてきた人が何かのきっかけでジャズに挑戦してみようととし、インストは難しそうだけど歌ものなら入ってくるだろうと思って、有名なジャズヴーカルアルバムをいくつか選んで聞いてみたとします。 その時に、多くの人は次のような…

AI時代に生き残れるミュージシャンになるには?

AIの進歩が目覚ましい昨今、音楽の世界でもAIに作曲させるといった実験が行われているようです。 あと10年もしたらソフトシンセをAIが自動で演奏する時代が来るでしょう。 そのAIも歴史的なプレイヤーを模したものが開発されていくような気がします。 例えば…

ピッキングをする際、右手は絶対に固定してはいけない

古くは拙著「ギタリスト身体論」や 当ブログでも度々書いている事ですが、ピッキングをする際右手は絶対に固定しないほうがいいです。 ほんの一カ所でもどこかにくっつけて動かない部位があると、ピッキングは多大な制約を受けることになります。 例えば、小…

習い事をしている人は先生と仲良くなりすぎないようにしたほうがいい

比較的真剣に習い事をしている人は、今習っている先生と仲良くなりすぎないように気をつけたほうがいいです。 何故かと言うと、先生と仲良くなりすぎることで、今後の自分の変化にブレーキがかかる可能性があるからです。 例えばある先生にしばらく習ってい…

ピックの進入角度と親指がピックを押すポイント

2年半以上続けてきたピッキングの研究が、おそらく誰も踏み込んだことのないレベルに突入してきました。 今調べているのは、ピックの進入角度と親指がピックを押す位置の関係性です。 以前、ピックの先端に近い位置を締めるといいよと言う記事を書きましたが…

フォームを教えることの難しさ 合理性だけでは楽器を演奏するフォームは決められない

フォームを教える時いつも難しいなと感じるのは、やりたいことによって正解が不正解になったり、複数答えが存在することです。 その中でひとつ基準になる点は合理的な身体操作ですが、それさえも不正解になるケースがあります。 例えば、カッティングをする…

今のギターキッズは何かをすればすぐに見識のある人が飛んでくるからかわいそう

今のギターキッズや楽器を始めたばかりの人たちは、何かをすればすぐ見識のある人が飛んできてあれこれと教えたり、ときには説教したりしてくる状態にあります。 SNSや動画で初心者なりに楽しみたいだけなのに、ちょっと長くやってる人が訳知り顔でしゃしゃ…

エクササイズとは、クリアするためにやるものではなく、自分のフォームのどこに問題があるかを知るために行うもの

楽器を演奏するためのエクササイズは、一般的にクリアしていくものだとされているようですが、僕はそうは思いません。 エクササイズは、自分のフォームや奏法のどこに問題があるかを発見するために行うものです。 設定されたテンポや基準とされる演奏に達し…

ギター教室へのインフラについて改めて感じたこと 動画は必ずしも集客にプラスにはならない

ギター教室へのインフラ(僕のギター教室を見つけ、入会してもらうまで)について改めて、ひとつわかったことがあります。 それは、わかりやすくて役に立つレッスン動画はむしろ潜在的入会者の足を止めるということです。 昨年あたりから僕のYouTubeチャンネル…

プレイヤー時代に実際にされたこと

ギターの演奏を中心に活動していた時にお店やミュージシャンから実際にされたことを書いてみます。 ある程度演奏経験のある人はきっと同じ経験をしているのではないでしょうか? これからやっていくぞという人はどこかで同じようなことをされる可能性があるの…

ギターの演奏フォームは主観と客観の両方を同時にチェックしたほうがいい

当ブログをご覧の方は少なからずフォームに興味があると思います。 どんなフォームを採用するかはさておき、フォームをチェックする方法は大きく分けて二通りあると思います。 ひとつは主観。 これは自分の手を自分で見るということで、フォームをチェックす…

アーティストやクリエイターになりたい人は自分の認識をいつでも疑えるように訓練しておこう

このブログでも何度か言っていますが、アーティストやクリエイターになりたい人は、自分の認識をいつでも疑えるように訓練しておく必要があります。 自分がかっこいいと思うもの、かわいいと思うもの、面白いと思うもの、価値があると思うものに対していつで…

ジャズシーンが陰湿になりやすい原因がわかった気がする

ジャズシーンは陰湿だとよく言われていて、僕自身もそう思うしそういったことを見たりされたりもしてきました。 これまではジャズという音楽や、それを学ぶ過程で人がどこか陰湿になっていくものだと解釈していましたが、なんとなく違うのではないかと思い当…

子供に音楽を習わせるなら徹底的にやるべき、それが無理ならやめといた方がいい

子供をミュージシャンにしたくて小さい頃から楽器を習わせている人、これからそうしたいという親御さんは、腹をくくって徹底的にやるか、それができないのならやめておいた方が良いです。 もちろん単なる楽しみのためや、ほかの子供と触れ合うことが目的であ…

楽器が弾けなくてもブルースを感じる方法

ブルースとは不思議な音楽です。 形式のことかと思えばそうでもないし、楽器が上手くてもブルースにはならなかったりします。 そんな不思議な音楽を感じるための具体的な方法をここに書いておくので、参考にしてください。 1、悪いことをする 優等生にはブル…

何らかの活動をしていると必ず起こる出来事を挙げてみる 2

前回の続き。 k-yahata.hatenablog.com 4、ステルス結婚発表 先日のAKB48選抜総選挙では無いのですが、一緒に活動しているメンバーが突然結婚発表し活動から身をひくことがあります。 先に言っておいてくれれば何も問題は無いのですが、こと結婚に関しては…

何らかの活動をしていると必ず起こる出来事を挙げてみる 1

バンドでもイベントでも、複数の人間が集まって何らかの活動をしていると必ずと言っていいほど起こる出来事があります。 それらを僕の体験談から書いておくのでこれから何かを始める人や、何かを始めたばかりの人は参考にしてください。 1、出だしは大抵順調…

ピックがよくずれる人は、ピックがずれるのか指が滑っているのかを確認しよう

ギターを弾いているとピックがよくずれるという方はたくさんおられます。 ずれない持ち方もあるのですが、今回はそれは置いておき「ピックがずれる」という場合の2つのケースを考えてみたいと思います。 1、ピックがずれる まずは文字通りピックがずれるケー…

ソロの弾き方で伸び悩んでいる人はいちど譜面にきっちり書いてみると欠点がよく見えてくる

アドリブでもそうでない場合でも、自分のソロに不満があり伸び悩んでいる人は、いちどソロを譜面に書いてみると見えてくるものがあります。 アドリブの場合はきっちり弾いたものを後から譜面にする、そうでない場合は譜面に書きながらソロを作ってみる。 そ…

嫌いな曲は飛ばさずにコード進行のサンプルを採取するつもりで聞こう

ミュージシャンを目指している人でも好きな曲、気に入った曲しか聞かないという人はかなり多いと思います。 確かに、嫌いなアーティストはたいしてかっこよくもない楽曲を聞く気にならないのはわかります。 しかしそれだとミュージシャンとしての幅が広がら…

ミュージシャンはマウスで腕に負担をかけないためにゲーミングマウスを使ってみては?

昨日のこちらの記事が割と反響があったので、マウス操作で腕を酷使しないために僕がやっている工夫を書いておきます。 k-yahata.hatenablog.com 結論から言うと、ゲーミングマウスの各ボタンにショートカットキーを割り当て、マウスを動かす頻度を少なくする…

ミュージシャンは意外とマウス操作でダメージ食ってると思う

僕もそうなんですが、意外とマウス操作で腕にダメージを持っているミュージシャンの人は多いような気がします。 といっても、腱鞘炎やはっきりと感覚できる疲労ではなく、自分ではわからないレベルで疲れている、気づかないうちに筋肉を酷使しているというケ…

アドリブ中級者はローポジションとハイポジションの行ったり来たりをやめよう

ギターでアドリブをする際、慣れてくるとローポジションとハイポジションを頻繁に行ったり来たりする人がいます。 いろんなポジションを使えた方がアドリブに幅が出るような気がしますが、行ったり来たりすることによるデメリットも存在します。 ローポジシ…

須藤凛々花が結婚宣言により起こした革命 りりぽん叩いてる人、こないだまでAKBとファン叩いてなかった?

2017年6月17日に開催された第9回AKB48選抜総選挙において、NMB48の須藤凛々花(以下りりぽん)が結婚宣言をし、ファンはもちろん、マスコミ、芸能界、ネット界隈が大騒ぎとなりました。 www.huffingtonpost.jp 現時点で丸二日経ちましたが、この騒動はまさし…

触らないギターは極論すれば処分したほうがいい

今手元に4本のエレキギターがあるのですが、最近はそのうちの1本ばかり弾いています。 以前はそれぞれまんべんなく弾いていて、一応コンディションもチェックしていたのですが、最近はなぜか持ち替える気にならず、1本以外は放置したままでした。 そして久々…

新しいものに触れたとき、それを掴みに行く人、取り込もうとする人

自分が見たことも聞いたこともないような物事に触れたとき、人はニ種類の反応を示します。 対象を掴みに行くか、取り込もうとするかです。 結論から言うと、前者は成長する可能性を大いに含んでいますが、後者は何も変わりません。 「対象を取り込む」という…

プロミュージシャンを目指して頑張っていても将来誰がどうなるのかは本当に分からない

これまでプライベートやギターレッスンで、プロミュージシャンを目指している人をたくさん見てきました。 その結果言える事は、誰がどうなるのか本当にわからないし誰にも予測できないということです。 顔もスタイルもよく楽器も上手で、人付き合いもちゃん…

八幡謙介ギター教室のホームページをペライチでリニューアルしました

当ギター教室はずっとアメブロがホームページだったのですが、さすがに限界を感じてきたのでリニューアルすることにしました。 とはいっても以前からホームページ作成サイトやサービスに対していまいちピンとくるものがなく、またスマホとPC両方に適用しなけ…

成功体験しかないということがどれぐらい怖いか図にしてみた

失敗をしたくないという人はたくさんいます。 また、失敗しない人が偉い、失敗しないことがかっこいいと考える人もいます。 そこで、失敗しないことがどれぐらい怖いことかを図にしてみました。 ◯が自分です。 図1:成功しかしていない場合 図2:失敗を重ねな…

スキャロップド・フィンガーボードは速弾きのためではなくビブラートのためにある

ギターの指板をえぐる、スキャロップドという加工があります。 イングヴェイ・マルムスティーンが好んで使っていることで有名です。 そのことから、スキャロップド指板で聞くと速く弾けるといったことが言われたりしますが、速弾きとスキャロップド加工は基…

ギターで1〜3弦の右手ミュートは結構使える

低音弦の右手ミュートは大体誰でもできると思いますが、意外と語られることのないのが1〜3弦の右手ミュートです。 そんな細い弦をミュートしてしまったらろくに音も出ないんじゃないかと思ってしまいますが、意外と使える場面はたくさんあります。 ファンク…

楽器店で試奏してる人のことなんか誰も聞いてないから気にしなくていい

時々ギター関係のブログを見ると、割と高確率で「楽器店で試奏できるレベルじゃないからギターが買いに行けない」みたいなことが書いてあります。 あるいは、楽器店で試奏できるレベルになるまで練習をするといった内容も。 そこで記憶をたどってみました。 …

DTM中心の音楽活動をしている人は、80年代以前の音楽をたくさん聞いておこう

以前、ボーンDTM世代について記事を書きました。 k-yahata.hatenablog.com 音楽活動の初期からDTMに接し、音を波形で見ることに慣れている人は、かなり偏ったタイム感やタイムに対する基準を持っていると思われます。 それを矯正するためには、オフラインで…

「弾けている」にもいろんな段階や視点があることを知ろう

ここ最近、デスクワークをしながら久々にレニクラ(Lenny Kravitz)を聞いていました。 レニー・クラヴィッツ - Wikipedia 初めて聞いたのは中学生の時で、かれこれ24、5年経ちますが今聞いてもやっぱりしびれるぐらいかっこいいです。 聞いているうちに、そ…

身体操作は「できた」か「できない」かではかるものではない

身体操作またはそれに準じたトピックについて、「できた」「できない」の二元論で語っている人がよくいます。 これは大きな間違いです。 何が間違いかというと、一度「できた」ならそこで完成だと思っている点です。 例えば、エレキギターのピッキングでよく…

エレキギターと湿度管理

今年もまた梅雨の時期になり、エレキギターと湿度について考えています。 一般的に、ギターに最適な湿度は40%から50%とされているようです。 体感的には45%から50%あたりがサラサラして気持ち良いのですが、うちのギターは湿度50%を切ると大体ネックが反り始…

ピッキングの抜けを確認するためにラインで録音してみよう

エレキギターを弾いていて、自分のピッキングがどれぐらい抜けるかを確認するには、マイクよりもラインで録音する方がわかりやすいです。 ちなみにこの場合の「抜け」とは、機材のセッティングや音作りではなく、あくまでピッキングのタッチでどれぐらい抜け…

音楽と文学は合わない それぞれの手順の違い

音楽と文学は合いそうで意外と合いません。 僕自身音楽と文学がずっと好きで、音楽は早くから活動し始め、文学は2012年ごろから創作を始めました。 そして、やっとそれぞれの方向性が全然違うということがわかってきました。 音楽も文学も他者に働きかけるも…

アーティスト志望の人はやりたいことではなく、全部出せることを選べば多分成功する

アーティスト志望の人は、それぞれのジャンルでやりたいことを選べと言われたら、おそらく一番好きなことを選ぶでしょう。 それ自体は問題ありません。 ではその「好きなこと」で自分の全部を出せますか? ここがひとつの分かれ道になると思います。 例えば、…

ギターで低音弦をミュートしながら弾く際、ミュートに使う箇所を変えてみると弾きやすくなる

ピッキングとミュートの関係性です。 ロックギタリストでリフ中心のプレイをしている人は、ミュートしながら弾くときの感覚を重要視していると思います。 ほとんどの人は手首を内側に曲げ、親指のMP関節(第二関節)を開いたフォームで、小指側の手首の近くあ…

ギターのピッキングと指の脱力

ギターのピッキングは難しいです。 ただ単にビックを持って弦に当てるだけなのですが、そこに様々な要素が絡んでき、無意識のうちに非合理的な動きになってしまうことが多々あるからです。 そこで、ピッキングをピッキングたらしめている要素を分解し、それ…

無料コンテンツで自分への興味を満たしてあげるのは本末転倒

無料コンテンツを充実させ、そこから顧客を取り込むのはもはや当たり前の手法となっています。 そういった無料プロモーションの類を僕も4、5年、電子書籍や動画などで行ってきました。 確かに、無料配布や無料動画は一定の効果があります。 しかし時間をかけ…

ピッキングの脱力を目指すならイングヴェイの右手を徹底的に観察しよう

2年半ほど前にピッキングの研究を始めてから、とりあえず基準をイングヴェイとしてきました。 なぜイングヴェイかと言うと、僕が知っている限りで最も脱力できているロックギタリストだからです。 ですからその仕組みを少しでも理解することで、普遍的なロッ…

自分にすら何の異変も起こらない作品が他人に影響を及ぼす事はまずない

ここ最近、自分が行ってきたこと、発表してきたものを再点検しています。 目的は、創作の過程と結果の因果関係を突き止めることです。 これまで何かをするにあたって一回一回全力を出しているつもりではいましたが、今考えると出しきれていないものも多々あ…