八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介がギターや音楽について綴るブログ。

最初からギターが上手い人はだいたい10年ぐらいしたら頭打ちになるので気を付けよう

ギターをはじめてまだ数年しか経ってないのにわりとなんでも弾ける人がいます。 一昔前だと地元ではヒーローになれたタイプです。 今はYOUTUBEがあるのでまた色々と違うのかもしれませんが。 実はこういうタイプが後々苦労します。 なぜかというと、自分の技…

若者の才能を褒めそやす大人はだいたいこじれているので要注意

やたらと若者の才能を褒めそやす大人がいます。 やれ「○年に一人の逸材」とか「○○の再来」「神童」などなど。 そうした大人は、一見若者に勇気と自信を与え、背中を押しているように思えますが、実は内面はかなりこじれています。 そうした大人が才能を探す…

THE CORRS 音楽聴くのに疲れたけど音楽が聴きたいときに聴く音楽 

音楽聴くのちょっと疲れたけど、何か聴きたいな、でもロックな気分でもないし、ブラックミュージックもちょっと、アイドルもなんか違う……というとき、僕は必ずCORRSを聴きます。 アイルランドの四人組兄弟バンドです。 日本でもCMソングとかに使われていたの…

ジャズのアドリブで重要なのはコーラス終わり

拙著「アドリブの入り口」(下記参照)でも書いていますが、 アドリブで重要なのはコーラス終わりの最後の小節です。 ここできちんと「次回予告」ができるかどうかでアドリブにおける会話が成立するかどうかが変わってきます。

自己否定と自己肯定を長い時間をかけて試してみたら、自己肯定の方がやや有利だとわかった

何かを習得し、上を目指していくときの方法論として、ざっくり分けると自己否定と自己肯定があります。 それぞれの長所と短所を書き出すと、 <自己否定> 長所:自分の弱みを客観視できる、自分で自分に満足しない、批判を受け入れる強さが身につく 短所:…

ギターの材質やピックアップの音の違いをどうやって聞き分けるのか?

先日、横浜ギター教室の生徒さんからこういった質問がありました。 ギターにはボディ、ネック、指板、ピックアップなど様々なパーツや材質が使われており、それらが総合的に干渉しあってサウンドを出している。それなのに「このボディ材の音が…」とか「この…

自分が何かに挑戦しようとしたとき、必ず否定してくる人をよく観察してみよう

自分が何かに挑戦しようとしたとき、必ず否定したり止めに入ってくる人がいると思います。 それも、「今のあなた方が好き」「無理しない方がいいと思う」「あなたのために言ってる」とさもこちらのことを考えてくれているような台詞で。 しかし、こういった…

クインシーの全て(Quincy)

マイケル・ジャクソンをはじめ様々なアーティストをプロデュースしてきたクインシー・ジョーンズのドキュメンタリー。

ES-335(ヴィンテージ)を弾いてみた

横浜ギター教室のレッスンにて、生徒さんがお持ちのヴィンテージGIBSON ES-335を弾かせてもらいました。 以前ヴィンテージのストラトを弾いたときも感じたことですが、ヴィンテージギターは基本、弾き手がかなり頑張らないといい音しません。 GIBSON ES-335…

ジャズのテーマを解体して弾くとしたら、オリジナルを無視し、最初から自己流でいいのではないか?

さて、ジャズが弾けるようになってきた人、自分だけのプレイを模索している人は、だいたいテーマを解体して弾こうとします。

ジャズの演奏でテーマに”意思”を持たせる方法

テーマをただ弾くだけじゃなく、そこにちゃんと”意思”を持たせるにはどうすればいいのでしょうか? まず、歌ものは簡単です。

ジャズを弾く際、テーマに意思があるか? 

ジャズの演奏では、テーマが大事だよとはよく言われますが、実際にはテーマはないがしろにされています。 僕自身いろんな人に習ってきましたが、「テーマが大事だ」とはよく言われていたのですが、では何が大事なのか? どう大事にすればいいのか? テーマを…

ジャズをはじめる年齢は早い方がいいのか?

時々、「自分は○○歳だが、ジャズをはじめるには遅いでしょうか?」といった質問を受けます。 確かに、ジャズは習得に時間がかかる音楽なので、早くから楽器に慣れておいたほうがアドバンテージが高いと言えるでしょう。 一方、ジャズという音楽は一般的に、…

由井正一「ジャズの歴史物語」を読んでみたが途中で読む気なくした

モンクの伝記で色々学べたので、もっかいジャズの歴史でもさらってみるかと思い、あれこれ検索して由井正一著「 ジャズの歴史物語」をポチってみました。

その曲のドラムを叩いているのか、単なるリズムを叩いているだけか

僕はアイドルやソロアーティストなどの動画をよく観たりするのですが、その際、バックバンドの演奏も注意して聴きます。 そのとき気になるのがドラムです。