アドリブを長年行っていると、必ずフレーズや音を減らすという方向に向かいます。 年齢から来るものなのか、洗練されてくればそうなるのか、理由はわかりませんが続けていれば必ず”減らす”方向に向かいます。 しかし、アドリブのとっかかりから一応出来るよ…
日本人は一生懸命に対する神話を持っています。 何事も一生懸命やりさえすれば結果がついてくる、成功する、というあれです。 そうならない場合はまだ一生懸命さが足りない、命をかけていない、とまで考える人もいます。 はっきりいってこれは嘘です。 一般…
僕の世代(1978年、昭和53年生まれ)は、ハラスメントによって能力を引き上げるという指導法が当たり前に行われていました。 怒鳴る、暴力(体罰)、人格否定、脅迫、強要、果ては洗脳などなど。 そうした指導者が口を揃えて言うのは、「相手のため」…
教室にジャズを習いにくる人には、とにかくビバップの名盤を徹底的に聞き込んでくださいと伝えます。 もちろんアーティストやアルバムもその人によって異なるものをそのときそのとき提示します。 とりあえず聴いてもらって、折に触れポイントを解説したりも…
個人的に、歌に対してずっと興味があり、自分なりに歌とは何か的なこともブログに書いたりしてきて、横浜ギター教室に習いに来てくれるヴォーカリストさんもちょいちょい増えてきました。 そういえばヴォイトレについて書いたことがなかったので、今回はそこ…
何かのファン(ヲタ)をやっている人は、ファン(ヲタ)であることの義務を一度全部無視すれば心から楽しめるようになると僕は思います。 例えば僕はアイドルが好きですが、義務らしい義務は一切行いません。 CDを何枚も買う、ライブや握手会に行く、SNSで拡…
前にも少し書きましたが、人は原理的に自己否定できない生き物です。 k-yahata.hatenablog.com それと同じで自分に厳しくすることも原理的にできません。 それを図式にしてみましょう。 まず<自分>がいます。 そしてその<自分>に厳しくあたる<メタ自分…
僕は今年40になりますが、この歳になって実感するのは、いつまでもドキドキできるのは十代の頃に接した音楽だけだということです。 遅くてもぎりぎり21、2歳ぐらいまでが限界でしょう。 もちろんそれ以降に聴いた音楽にドキドキしたりハマることもあり…
もはや6月の風物詩となったAKB48選抜総選挙ですが、今年2018年はなんと世界選抜となっています。 今までは国内48グループのみだったのですが、今回はインドネシアのJKT48、台湾のTPE48、そしてタイのBNK48からも立候補を受け付けています。
Blues Juniorを修理に出したら… Blues Juniorが先日やっと帰ってきました。 5ヶ月ぶりに…… 地方の修理屋さんに出していたんですが、なぜそんなところに出したかというと、以前そこに真空管の交換をお願いしたときに対応がよかったからです。
アドリブ初心者は、とりあえず安定したアドリブを目指していると思います。 おおよそどんな曲でもロストせず、練習したフレーズを出せて、それなりにインタープレイもできる。 確かにそこに到達するだけでもかなりの努力が必要です。 また、プロを目指す人は…
さすがに最近は言われませんが、ちょっと前までは必ずといっていいほど「将来どうすんの?」と訊かれました。 ミュージシャンに限らず、漫画家やイラストレーター、今ならYOUTUBERの人とか必ず訊かれるでしょう。 訊いてくる人はだいたい会社員だったり、一…
前回、ジャズ特有の「サジェスチョン」について書きました。リスナーとしてはただ楽しんだり感心すればそれでいいんですが、プレイヤー視点で捉えると、きちんとサジェストできるかどうかはジャズミュージシャンになれるかどうかの一つの試練だと考えます。
ジャズの世界でしばしば「サジェスチョン」という言葉が使われます。
アイドルファンにはもう古い情報かもしれませんが、欅坂46の1stアルバム「真っ白なものは汚したくなる」が名盤すぎるので遅ればせながらご紹介します。 真っ白なものは汚したくなる(通常盤) アーティスト: 欅坂46 出版社/メーカー: SMR 発売日: 2017/07/19…