八幡謙介ギター教室in横浜講師のブログ

ギター講師八幡謙介がギターや音楽について綴るブログ。

ギターを弾くために必要な筋肉はしっかり鍛えないといけない

僕は教則本でも横浜ギター教室でも、ずっと脱力を提唱してきていますが、筋肉を鍛えることを否定しているわけではありません。拙著「ギタリスト身体論」にも書いていますが、必要な筋肉はちゃんと使わないとギターを弾くことはできません。 そして、その必要…

歴史的作品の価値が分からなければ、自分が未熟だと思っておいた方がいい

すでに歴史的価値を付与された作品があり、試しに触れてみたところ全然良いと思えなくて困惑したという経験は誰しもあると思います。 その時に二通りの反応があります。 一つは自分がその作品を鑑賞するレベルに到達していないからわからなかっただけという…

初心者が覚えておくべき、セッションでホストや目上の人にやると失礼にあたること

セッションには様々な作法や暗黙の了解がありますが、その中でも初心者が目上の人にやってはいけない、やったら失礼にあたることを書いておきたいと思います。 初心者の方は記憶に留めておいてください。 経験者の方は「あーおれもそれやって怒られたよw」「…

アドリブ(セッション)で「根回し」をやめるとどうなるか?

前回、アドリブ(セッション)で事前に根回しするのをやめようと言いました。では、「イントロは○小節で」「ここはオルタードテンションで」などの根回しをやめるとどうなるのか?

アドリブする前の根回しはやめろ! アドリブが日本人に馴染まない理由

アドリブという行為やそれを主体としたジャンルは、残念ながらいつまでたっても日本人には馴染みません。 どうしてだろうとずっと考えてきたんですが、先日ふと日本人のある習慣がアドリブの習得や演奏の足かせとなっているのではないかと思い当たりました。…

「ペンタ卒業」=「もうペンタを使わない」ではない コードトーンを学びはじめてもペンタは捨ててはいけない

ペンタ卒業? ある程度ペンタでソロが弾けるようになってくると、たいていのギタリストは「ペンタを卒業したい」と考え、コードトーンの使い方を勉強しはじめます。 僕もその流れを経験しましたし、レッスンでも普通に「ペンタを卒業する」と言ったり、教則…

「褒められる」がモチベーションだと後々苦労するだろうから僕はやらない 2

「褒められる」がモチベーションとなってしまうと、教室外での活動を始めた途端潰れてしまうかもしれないと前回書きました。 k-yahata.hatenablog.com では講師はどう教えればいいのでしょうか? また、生徒はどういう気構えで習うべきなのでしょうか? 個人…

「褒められる」がモチベーションだと後々苦労するだろうから僕はやらない 1

「褒めて伸ばす」という教え方があります。 確かに、誰でも褒められると嬉しいし、嬉しいとモチベーションが湧いてきます。 短期的なレッスンや、子供を対象としたものならそれでもいいのかもしれません。 しかし、対象が大人でしかも長期的なレッスンを視野…

アドリブは最小限の予習でトライしてから最大限に復習すると上達しやすい

僕はアドリブを教える時、生徒さんに必要最小限の情報を与えてすぐに「じゃあやってみよう」と実践してもらうようにしています。 そうやったほうが上達しやすいということを経験上知っているからです。 最小限の情報しか与えないのは、これから何をするかあ…

ギターに張る弦の太さはギターに聞くのが一番

横浜のギター教室で、「ギターに張る弦のゲージは太いほうがいいのか、細いほうがいいのか?」といった質問を時々受けますが、結局はギターに聞いてみるのが一番良いと思います。 個人的には08を張って問題なければそのままにしますが、なんか合わないと思っ…

ギターのサウンドはオケの中で作っていくのがベスト

横浜ギター教室でも何度か話している内容で、このブログでも書いていますが、ギターのサウンドは1人で作るよりもオケの中で作っていくと良い音になることが多いです。 バンドならリハーサルの時、DTMならオケを鳴らしながらその中でギターを弾いて音作りをし…

ジャズの初心者がヴォーカルジャズを聴くときの注意点

ロックやポップスをずっと聞いてきた人が何かのきっかけでジャズに挑戦してみようとし、インストは難しそうだけど歌ものなら入ってくるだろうと思って、有名なジャズヴーカルアルバムをいくつか選んで聞いてみたとします。 その時に、多くの人は次のような感…

習い事をしている人は先生と仲良くなりすぎないようにしたほうがいい

比較的真剣に習い事をしている人は、今習っている先生と仲良くなりすぎないように気をつけたほうがいいです。 何故かと言うと、先生と仲良くなりすぎることで、今後の自分の変化にブレーキがかかる可能性があるからです。 例えばある先生にしばらく習ってい…

プレイヤー時代に実際にされたこと

ギターの演奏を中心に活動していた時にお店やミュージシャンから実際にされたことを書いてみます。 ある程度演奏経験のある人はきっと同じ経験をしているのではないでしょうか? これからやっていくぞという人はどこかで同じようなことをされる可能性があるの…

アーティストやクリエイターになりたい人は自分の認識をいつでも疑えるように訓練しておこう

アーティストやクリエイターになりたい人は、自分の認識をいつでも疑えるように訓練しておくべきだと横浜ギター教室で教えています。 自分がかっこいいと思うもの、かわいいと思うもの、面白いと思うもの、価値があると思うものに対していつでも疑いの目を挟…